アシアナ航空A321-200 ビジネスクラス搭乗記 ソウル(仁川)ー成田 OZ104

ソウル仁川から成田への2時間20分の空の旅はアシアナの残念機材・A321で。もう一本後のOZ106だとA330だったみたいなんだけど、OZ106だと成田着が17:50と遅いので、ここは渋々A321で妥協することにした。


いくら数時間程度の短距離フライトとはいえ、ゲートで待つナローボディ機を見ると搭乗前からテンションがダダ下がる。かつてはこの路線にも期間限定でA380が飛んでたりしたんだけどなぁ…なんて巨艦A380に思いを馳せながらくっそ小さな機体へと搭乗する。

A321は通路が機体中央の1本のみという所謂ナローボディ機で、ビジネスクラスの座席配置は2×2の3列で12席。


日本人のオッサン的に幸いなのはCAが美人で且つ日本語に堪能な点と、日経・スポニチ・読売・朝日・毎日と新聞が豊富に取り寄せられていたことくらいか。

ひだり みぎ
おっ。A320系とはいえ若い機材だったので、パーソナルモニターが付いている。

ひだり みぎ
肘掛にはUSBポートもあるし、ある程度の距離を飛んでも飽きずに映画見たり携帯を弄ったりすることができるのもプラス。ナローボディ機のビジネスクラスだとUSBポートはおろか個人モニターすら付いてない場合も少なくないですから。


ただ、如何せん狭すぎる。シートピッチは39インチ、マレーシア航空のB737・キャセイやベトナム航空のA320なんかに比べても更に一回り窮屈なんじゃないか。ピッチが狭いだけあってリクライニング角度も甘々だし、これならLCCのビジネスクラスと大差無いレベルだろ。久しぶりにこんなに狭くて直角なビジネスクラス席に遭遇したわ。


ガッカリシートを観察していると、「今日は出発が遅れますが、成田まで宜しくお願いします~。先ずはウェルカムドリンクをどうぞ~」と日本人と間違うくらいに流暢な日本語を話す美人CAによりウェルカムドリンクが配られた。そして、C席利用客は私の他に韓国人御婆ちゃん1名だけなのでフルアテンションでお世話致しますと、まさかのベッタリサービス宣言。ここまでされるとシートの駄目さが気にならなくなってきますねw

ひだり みぎ
結局、ドアクロから30分ほど機内にて缶詰。トラックにゴンドラが付いたディアイサーによる徐氷・防氷作業を受けてから濃霧の中を離陸した。

離陸からは揺れも少なく順調に飛び続け、日本海(流石にモニターには東海と表記されている)の竹島に差し掛かったあたりでミールサービスが開始された。お待ちかねの機内食は2択。「茸を添えた野菜サラダ+プルコギ」「ハーブクリームチーズオムレツ+焼いたトマト・ベーコン・ジャガイモ」で後者を選択した。朝からプルコギは重いんで。
ひだり みぎ

ワンプレートでドーンと来たオムレツコンボ。ホテルでガッツリと朝食を食べてきたので軽そうなオムレツを選んだのだが、これはこれは中々のボリュームだしオムレツの中のアツアツクリームチーズが美味。予期せぬ胃拡張修行になったが何とか完食を果たす。


ワインリスト。シャンパン(Drappier Carte D’or)・白ワイン・ボルドーの赤ワイン等揃っていたが、この日は夜に飲む機会があったのでここでは自重。


ワインの代わりに食後のコーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、佐渡島が見えてきてテンションが上がる。日本海側からのアプローチは実に久しぶりだ。

ひだり みぎ
会津若松あたりかな。越後山脈の険しい山並みが続き、やーっと成田に近づいたーと思ったら管制官指示につき成田上空をグルグルとツアー。

ひだり みぎ
結局、定刻から1時間半程遅れてランディングだけどまだまだ時間的には余裕があるので問題ナッシング。たまには経由便で時間をかけて帰ってくるのも悪くないな。

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