2017年度 SPGカテゴリー変更

速報です。IHGに続き、SPGもカテゴリー変更のお知らせが入って参りました。今年は経済停滞&地場チェーンの台頭で中国のホテルに関して抜本的改善が見込まれていたので、まだかまだかと待ちわびていましたよ。


予想通り中国が大幅改善されている一方、日本ベースのホテラーには大変厳しーい内容となっている。日本市場に対する改悪アクションは予見はされていたものの、今回は予想以上に改悪対象ホテルが多く、日本のホテルを中心に泊まられてる方に対しては超絶悲劇とも評せるだろう。ただ、グローバルに見た場合はカテゴリーダウンとなったホテルの割合の方が多く、全体的には市場需要に合った比較的公平な調整内容ではないかという印象。

【概要】

・全325ホテルでカテゴリー変更
・内、120ホテルでカテゴリーアップ
・内、205ホテルでカテゴリーダウン
・新カテゴリーの適用開始日:3月7日
・公式サイトの案内ページ:こちら

【主な変動】

・日本:カテゴリーアップ=16箇所 カテゴリーダウン=0箇所
・中国:カテゴリーアップ=1箇所 カテゴリーダウン=51箇所
・カナダ:カテゴリーアップ=38箇所 カテゴリーダウン2箇所
因みに中国唯一のカテゴリーアップは前々からカテアップを予言していたアロフト広州。ある程度多くホテルに泊まっていると、カテゴリー適性の見極め能力が自然と醸成されるものであるw

【日本のホテルの新カテゴリー】

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日本んごwww。日本のSPGホテルの総数20に対し、実に16ものホテルに改悪という名のメスが入れられ、日本のSPGホテルの特典宿泊は割高感が一気に高まった。国内のカテ3ホテルが全滅ですし、全面的改悪と言って良いだろう。SPGがどういった基準でカテゴリーを決定しているのか不明だが、宿泊費に対して特典宿泊に必要なポイント数が明らかに高いホテルも見受けられるので、やはり日本は特典宿泊をされる方が多いが為にカテゴリーを不釣り合いなほど高めに設定しているのではと思えてくる。ルスツが6とか仙台・広島が5って…。

あと、プリンスギャラリー紀尾井町の6⇒7への改悪は、SPGアメックス会員への当て擦りにしか思えんのだがw。「あ、そうだ。日本のアメックスがカテ6まで泊まれる無料宿泊券を配り歩いてやがる。プリンスギャラリーに年会費円のカードで得られる無料券を使われるのも癪だから、この際カテゴリーを7にしといたれ」みたいな。ということで、アメックス特典での無料宿泊券を紀尾井町へ投下するご予定だった方、3月7日以降は適用対象外になってしまいますのでご注意下さい。

Kobe Bay Sheraton Hotel & Towers:3⇒4
The Westin Nagoya Castle:3⇒4
The Westin Osaka:4⇒
Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers:4⇒5
The Westin Awaji Island Resort & Conference Center:3⇒4
Sheraton Grande Ocean Resort:4⇒5
The Westin Miyako Kyoto:4⇒5
Sheraton Miyako Hotel Tokyo:4⇒5
Sheraton Miyako Hotel Osaka:3⇒4
The Westin Sendai:4⇒5
Sheraton Grand Hiroshima Hotel:4⇒5
The Westin Rusutsu Resort:5⇒6
Sheraton Hokkaido Kiroro Resort:3⇒4
The Kiroro, a Tribute Portfolio Hotel, Hokkaido:3⇒4
Sheraton Okinawa Sunmarina Resort:5⇒6
The Prince Gallery Tokyo Kioicho, a Luxury Collection Hotel:6⇒7

【今回の変更でお得感の高まったホテル】

シェラトングランデ台北:5⇒4
ウェスティン台北:5⇒4
シェラトン成都:3⇒2
ウェスティン上海バンドセンター:5⇒4
ウェスティン天津:3⇒2
メリディアン厦門:3⇒2
キャッスルホテルラグコレ大連:5⇒4
自分が泊まったことのないホテルは無責任に勧めない主義なので、セレクションがアジアに偏っちゃってすんまそん。

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