ソフィテルマカオ@ポンテ16( Sofitel Macau at Ponte 16)クラブフロア宿泊記

この日は付き合いで弾丸マカオ旅行に駆り出されることに。日曜日午前中のフェリーでマカオに向かい、月曜日早朝06:15発のフェリーで香港に戻ってからのエクストリーム出社という強行日程でマカオ観光に挑む。

マカオへはターボジェット(噴射飛航)と呼ばれるフェリーで香港から55分。香港側のフェリー乗り場は香港国際空港に一箇所・市内に二箇所(九龍側の尖沙咀・香港島側の上環)の計三箇所あり、今回は最も便数が多く利便性が高い上環の澳門フェリーターミナルを利用することに。
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ただでさえ日中は15分間隔という超高頻度で運航しているのに、ピーク時は更に便数が追加され、なんと5分間隔での運航となる。ということで、特に事前予約は必要無く、思い立ったら直ぐにマカオ旅行を実行することができる。

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運賃は上記の通り。エコノミーとスーパークラスなる運賃クラスの二種類あり、週末だとエコノミークラスとスーパークラスの運賃差はHK$171(JPY≒2,200)。スーパークラスで2,200円分のサービス差が享受できるのか至って懐疑的ではあるのだが、本日は人柱になるべくスーパークラスのチケットを購入した。

船内サービスおよび施設 スーパークラス
温かいお食事やお飲み物、新聞、雑誌、下船時の優先サービス、VIP待合ラウンジなどを無料でご利用いただけます。

公式サイトからの引用。


あと、地味情報で意外と知られてないのだが、ターボジェット乗車券の購入でキャセイのアジアマイルを貯められる。エコ往復で80マイル、スーパークラス往復で150マイルだけだけど。あと、マカオ繋がりでいうとマカオタワーでのアドベンチャーなんかもマイル獲得の対象なんですわ。バンジージャンプ・スカイジャンプ・タワークライムで1,000マイル・スカイウォークで500マイルだったかな。詳細はこちらのアジアマイル公式ページに書かれてる。


話が逸れたが、チケットブース及び乗船場所はMTR上環駅直結の信徳中心三階。e道でサクッと出国して乗船する。


この船はEKのA380のように、1階がエコノミークラス・2階がスーパークラスという棲み分けになっている。


という訳で吾輩はアッパーデッキへ。乗客はすっごい重そうなスーツケースを両手に抱える者多数。どう見ても旅行社には見えないし、噂の転売ラーの方々なのだろうか。

ひだり みぎ
二階スーパークラスの座席。座席自体はエコ席と大差ないけれど、空いてて人口密度が低い分だけ快適度合いは高い。

ひだり みぎ
ささやかな軽食もエコとの差別の一つ。豆腐花・サラダ・水・パンがガッタガタのテーブルにサーブされる。どんだけ高く見積もってもHK$25程度の価値しかない給食以下の内容だけど。キャセイのエコ飯より酷いよコレ。愛情が一切こもってない。

飯なんかオマケ程度と分かったので、スーパークラスの一番のメリットは優先下船になるのかな。急ぎでもない場合はエコで十分だと思う。

アクセス

今回宿泊するソフィテルポンテ16は対岸に珠海を望む旧市街地のリバーフロントにある。地図で見るとマカオの端にありなんだか不便そうに見えるけど、セナド広場・聖ポール天主堂など多くの観光スポットが徒歩圏内にあり、世界遺産巡りの滞在には悪くないチョイスかと。外港フェリーターミナル・珠海拱北ボーダーからだと無料のシャトルバスでホテルまで移動可能です。

昼間は観光にカジノ、夜はポルトガル料理にダンシングウォーターショーというマカオの鉄板コースを堪能し、22:00過ぎにチェックイン。
ひだり みぎ
エントランスに巨大ミラーボールなんかがデデーンとぶら下がってたりはするけれど、グランドリスボアやギャラクシーみたいにカジノ色全開の派手派手成金ホテルというわけでなく、クラシックでエレガントなヨーロピアンスタイルの外観となっている。


ホテルが入居するポンテ16はカジノを含む複合エンタメ施設なので、駐車場がやたらと巨大。二階の車寄せは石畳+パステルカラーでマカオ要素たっぷり。

ひだり みぎ
強烈なフレグランスが効いたロビーは南欧あたりのテーマパーク風。よく見るとチープな造りの箱に、出所不明のでっかい絵画や高級調度品が惜しげも無く沢山披露されている。


金色をベースに中華スタイルの装飾と、大理石やガラス細工を使ったヨーロッパの現代風デザインを調和させたスタイル。控えめな高級路線といった感じかな。


お約束のカジノは比較的地味でゲーセンチックではあるけれど、夜0時を過ぎてもそれなりに多くの人が楽しんでた。ただ、真っ向勝負のガチな方々はあまり見受けられず、地元の人がちょっと暇つぶしに寄るような日本のパチンコ感覚なんかな。大小やブラックジャックのミニマムベッドがHK$100と低めだし。観光客が少ないのでテーブルの雰囲気が独特だけど、低リスクでカジノデビューを飾りたいカジノ童貞の方には良いかもしれん。

ひだり みぎ
そんな欧州テーマパーク風のロビーフロアからエレベーターで客室フロアに上がると、一転してシックな設えに。

部屋:ラグジュアリールームクラブソフィテル リバービュー

ひだり みぎ
客室も深みのあるダークブラウンベースのインテリアを中心に纏まっていて、渋味を感じさてくれる。


良い意味でマカオらしからぬというか。バブリーなコタイのホテルとは全く違った落ち着いた趣である。

窓の外がギンギラギンなコタイと異なり、こちらは窓からの景色もリラクシング。

カーテンを開けると、すぐ目はもう珠海というね。ホテル近くの内港フェリーターミナルから渡し船で珠海への上陸することなんかも出来る。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
ああ、そうそう、今回はエラー料金だったのか、マカロンと白ワイン付きで一泊12,000円程度だったので、ウェルカムフルーツと合わせて色々と運ばれてきた。ここでは飲まずにお持ち帰りコースになったけど。たまーによく分からん宿泊料金がオファーされるのもアコーの良いところ。

ひだり みぎ

水周りにも高級感あり。入浴用テレビに電動ロールススクリーンを完備し、アメニティはロキシタン。12,000円にしてはなかなかどうして素晴らしいじゃないか。

ラウンジ

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クラブフロア特典の数々。残念ながら今回は滞在時間が短く、イブニングカクテルも朝食も利用する機会に恵まれなかった。

ひだり みぎ
ただ、せっかくのクラブフロア宿泊なのにラウンジを使えず終いとはもったいない!


ということで…ラウンジクローズ前に滑り込みでオレンジジュースだけ頂いてきちゃいました。

所感

世界遺産巡りをするも良し、旧市街を歩いてディープなマカオの魅力を探すも良し。セールを狙い打てば1万円ちょいとマカオの五つ星にしたらお手軽な値段設定だし、コスパの高さはマカオ半島側のホテルでも屈指だと思う。

ソフィテルマカオ アット ポンテ16


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住所:Rua do Visconde Paco de Arcos, MACAU
電話:(+853)88610016


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