神戸ベイシェラトン&タワーズ クラブフロア宿泊記

この日の宿泊先は神戸のベイシェラトン&タワーズ。残念ながらスイートリワードの申請は却下されてしまったけど、六甲山側の見晴らしの良い部屋を用意して頂けた。

アクセス:

神戸の中心部から離れた六甲アイランドにあり、大阪・新大阪方面からは住吉駅で六甲ライナーに、神戸空港や伊丹からだと三宮でバスに乗り換える必要がある。




三宮・USJ・関空・伊丹・神戸空港・有馬温泉あたりからはホテルの特別契約タクシーを格安料金で頼むこともできるけど、少しでも移動費を安くあげたいケチな自分は三宮から370円のバスで移動。ホテルのシャトルバスではなく地元民の方々も利用される民営のローカルバスなので、結構な混雑ぶりだった。

時刻表とバス発着所の地図はこちら


三宮からは20分弱、梅田や大阪駅あたりからも40分程と、乗り換えが面倒なだけで思ったより移動時間はかからないんだな。繁華街から離れている分だけ落ち着いたリゾート的環境にあり、寧ろ好印象だ。宿泊費も10,000円ちょいと安かったし。

三宮から20分ほど走ると、神戸港に浮かぶ六甲アイランドに到着する。港湾機能の開発と情報都市の形成という2つのテーマで開発された、どこか近未来的でどこか殺風景な人工島。シェラトンはこの島の中央を走る六甲ライナー・アイランドセンター駅に隣接して建っている。地下1階~地上21階まで22階層の建物で、真新しさはないけれど、落ち着いたオフホワイトがシェラトンならではの雰囲気を醸し出している。「異国と日本の文化が巡り逢う舞台 港町神戸に似合う和のシェラトン」「西洋の機能性に日本の良き伝統 和のおもてなしを織り込んだラグジュアリーホテル」といった案内文にあるように、「和のおもてなし」がサービスコンセプトの根幹にあるようだ。

ホテルの玄関口がバスの停留所で、スーツケースを持ってバスを降りるなりポーターの方が笑顔で駆け付けてくれる。バスを降りるその瞬間から快適なホテルステイの幕開けである。

ひだり みぎ
ポーターに案内され、エントランスを入って正面にあるエスカレーターで2階のロビーへ。ちょこっとした陶器に何気なくアートフラワーが飾られてあったりと、心安らぐ優雅な空間が演出されている。

チェックインはクラブラウンジでするよう勧められたけど、ラウンジフロアまで移動するのも億劫だったので、2階のロビーフロアにて対応して頂くことに。砕けすぎず硬すぎず、自然体で気持ちの良い対応だった。

館内も玄関口やロビーだけでなく、ややもすれば手抜きがちになるエレベーターホールの見せ方にも妥協無し。照明を上手に使って高級感を出していて、部屋に至るまでの間もめくるめく素晴らしきホテルステイに向けテンションが上がってくる。

部屋:プリッファードフロアデラックスダブル(六甲山側)

ひだり みぎ
残念ながらスイートアワードの申請は通らず、六甲山側のデラックスダブルでの宿泊となった。それでも、「海側じゃなくて山側かよ~」とならないのがこのホテルの特徴。一般的に言ってベイサイドのホテルは海側のベイビュー方がランクが高いと思うのだが、神戸シェラトンに於いては神戸市内の夜景の方が見応えがある為、六甲山側の方がカテゴリー的には上に位置付けられている。実際、六甲山方面への展望は素晴らしい。

ひだり みぎ
六甲アイランドの近未来的な高層ビル群が目前に迫る一方、遠くでは六甲山に散りばめられた宝石かのように家々の灯りが光を放つ…。これでP&Gの元日本本社が無ければ尚良いのだが。コーナールームあたりからだともう少し視界が開けるかもしれんな。

部屋の状態も宿泊費にしては悪くない。建物自体は決して新しくはないけれど、2014年4月に大規模なリノベーションが行われて客室の古臭さが一掃された。豪華さは無いけれど、無駄な物が無く機能的に良く纏まった部屋になっている。
ひだり みぎ
なんとなーくだけど、チェアのクッション部分やソファのワインレッドが神戸っぽくて洒落ている。

ひだり みぎ
独特な観音開きのアーモアの中。雑誌類だけでなく、地域冊子なんかも豊富に揃えられているあたり好感が持てる。

ひだり みぎ
水周りは小ぶりながら高級感のある造り。ここでもクッションのワインレッドがポイントになっている。

神戸六甲温泉「濱泉」:

バスタブも置かれているけれど、部屋での入浴は勿体ない。一般宿泊客は入浴料を取られるが、クラブフロア客とプラチナ会員は無料でホテル内の天然温泉・神戸六甲温泉「濱泉」に入浴できる特典が付くのである。ホテルが自ら採掘した自家源泉の温浴施設ですからね。“なんちゃって温泉”じゃなく、贅沢にも源泉かけ流しの天然温泉ですよ。ホテル敷地内地下1600mから毎分最大400L湧き出てるナトリウム塩化物泉で、神経痛・関節痛・疲労回復・アトピー・冷え症などに効果があるのだと。

場所はシェラトンスクエア3階で、6階・12階・17階・18階・20階の客室からは温浴施設と繋がる専用の直通エレベーターが利用できるようになっていて、浴衣と温泉用のスリッパ姿で温泉にダイレクトアタックできるのだと。

【営業時間】
宿泊客  06:00-深夜0:00
ビジター 12:30〜21:00(最終受付20:00)
*10:30-12:30は清掃作業につきクローズ。
*毎週火曜09:30-16:30は定期清掃につきクローズ。

温泉施設内の撮影は控えたが、通常温泉・露天風呂・泡風呂・寝湯・打たせ湯とバリエーション豊富でサウナや岩盤浴も完備という充実ぶり。

入浴施設だけでなく、湯上りラウンジも洒落てて居心地が良く、コーン茶を嗜みながらソファでゆっくりまったりとリラックスできる。これは気に入った!

クラブラウンジ

温泉で日々の社畜プレーで疲れた体を癒したら、クラブラウンジのトワイライトサービスを楽しむべくラウンジへと移動。

ブレックファスト 7:00~10:00
ティーサービス  10:00~22:30(ソフトドリンク+焼き菓子・ナッツ・ドライフルーツ等の軽食)
トワイライトサービス 17:00~19:00(ビール・ワイン・リキュール+冷製オードブル・チーズ等)
イブニングサービス 20:00~22:30(ブランデー・ポートワイン・スコッチウィスキー・バーボン+軽食)
ひだり みぎ
皆さんワイン片手に神戸の煌びやかでロマンチックな夜景を眺めながら語らいあっていた。夜風に吹かれながら神戸の街を見渡せるテラス席も用意されており、夜景を楽しながらお酒を楽しめる贅沢なラウンジだ。


雰囲気は本当に抜群。部屋数に対してラウンジ面積が狭いので混雑だけが心配だったけど、この日は利用客が少なかったのでまったりとラウンジの雰囲気を満喫することができた。

ひだり みぎ

オードブルの種類は少なく酒のアテ程度だけど、まぁオードブルなんでね。クラブフロアの宿泊費用もリーズナブルなので、その分ホテル内レストランでの夕食費に回してください。

さぁ、まだまだ終わりませんよ。翌朝はクラブ特典でホテル1階のガーデンカフェのブッフェに攻め入ります。

ガーデンカフェでの朝食:


2階まで吹き抜けの開放感のある明るいレストランで、従業員も元気の良い挨拶をしてくれて気持ちが良い。



地元の契約農家から直納される新鮮な野菜や淡路島ヨーグルトなど、地産地消にこだわったという地元メニューが豊富に並ぶ。野菜シャブシャブや野菜スティックになって地元の野菜が並んでいるので、是非ご賞味あれ。淡路島ヨーグルトのサプリメントドリンクもお勧めです。

所感:

宿泊費用対効果という意味では2016年度に泊まったホテルの中でもトップクラスだと思う。フレンドリーで接しやすいスタッフ・部屋の雰囲気・ヘルシーな地元メニューが並ぶ朝食・そして自家源泉100%の上質な天然温泉…。クラブラウンジだけでなく、温泉や朝食もプラチナ特典で無料なので、SPGプラチナの皆様が神戸に旅行の際は間違いなく一考に値するホテルであるかと思う。

神戸ベイシェラトン&タワーズ


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住所:〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目13
電話: 078-857-7000


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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    lulu様
    年に30滞在とか思いっきりマイホームじゃないですか!裏山ですわぁ。
    行き当たりばったりな自分はいつもギリギリに予約を取るので…。
    でもここすっごい気に入りましたので、リピ確定!!次回は海側JS指定で再アタックしてみたいと思います~~。

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