ロイヤルヨルダン ビジネスクラス バンコクー香港 A330 RJ182 搭乗記

ロイヤルヨルダンでバンコクに来て、本当に何もせずにロイヤルヨルダンで来た道を戻る。せめて有給をくっつけてもう一泊すべきだったか…。根性の無い自分にはタッチ100連発修行みたいなマネは絶対にできんわ。

ひだり みぎ
チェックインカウンターに着くと、往路と同じく酷い閑散ぶりに心配になる。これだけ広々としてるのに他に手続きしてる客が一切いないというwww。これはきっと、アンマンから通しで香港に向かう乗客で満席になっていて、バンコクからの乗客を拾えない状況に違いない。そうに決まってる。

私「チェックインをお願いします。他に搭乗手続きをされている乗客がいないようですが、今日はアンマンから香港に向かう乗客が多いのですか?」
係「席はどちらになさいますか?本日のC席はあなた以外にもう1名だけですので、好きなお席をどうぞ!空いてますよ~」
うーん、この…。

適度にヤル気の無い緩~い感じで搭乗手続き終了。

ラウンジインビを見ると、RJはワンワールド所属ながらラウンジはスターアライアンス系のTGラウンジ指定。これはTGのロイヤルファーストラウンジ来たかぁぁぁと一瞬歓喜したが、残念ながらワンワ最上級のエメラルドの印籠はスタアラFクラスラウンジに対して効果ないとのこと。


国際線ターミナルのTGラウンジはコンコースC・D・Eの3か所で、営業時間はそれぞれ05:00–翌02:00。今回は本館DコンコースのFクラスラウンジが使えないので、出発ゲートに近いコンコースEのロイヤルオーキッドラウンジの世話になることに。

コンコースE ロイヤルオーキッドラウンジ
ひだり みぎ
うーん、内部は決して大きくはないけれど、モダンで機能的。ロイヤルシルクラウンジと比べるとTG要素が薄いかな。

ひだり みぎ
仮眠室が用意されているのもポイント高いし、同じくスタアラ系であるANAの利用者用にニュースウィーク日本語版やゴルフダイジェストなんかも用意されている。


コンコースDの本館ラウンジは無いシャワーも完備。

ひだり みぎ
ドリンク。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
食べ物も、包子やパイなんかのジャンク系軽食やサラダ・カットフルーツ等が一通り揃っていて、機内食までの繋ぎには十分な内容となっている。

ひだり みぎ
一通り食べてみたけど、一番のおススメは完熟パパイヤで、次点は変わり種で興味本位で口にしたトムヤンクンロール(仮称)か。薄緑色をした生地にトムヤンクンの具材を詰め込んで巻いたタイならではの簡易料理なんだけど、辛さがマイルドで個人的には意外と食べられた。でも、10人食べて9人は不味いというような珍味なんだろうなとは思う。

ご搭乗
ぼちぼち腹を満たしラウンジ近くのゲートへと向かうと、ちょうど機内からアンマン-バンコク区間の乗客が50名程降りてきた。アンマンからバンコクまでの乗客は機内に残ったままの状態で機内清掃が行われるらしい。

バンコクからの搭乗客は自分を含めて僅か9名。機材は283人が乗れるA330、こりゃあさぞかしアンマンから通しで香港に向かう乗客が多いんだろうなぁ。


機材は往路と同じくA330。

ひだり みぎ


結局、背面中央の大きな穴の使い道は分からず終い。靴や鞄を入れるには小さすぎ、ボトル水を入れるには大きすぎ、書物を入れるには形が悪い。

ひだり みぎ
座席周りの使い込まれた感が凄い。A330は2018年に退役を予定しているらしいし、B787が導入されるまで思いっきり酷使し倒されたんだろな。


往路便との違いで言えば、今回はアラビアンコーヒーのサービスが提供された。フルーティな甘酸っぱい香りにシナモンのようなスパイシーで苦みのある味が強烈で、一気に眠気が吹き飛ぶパンチの効いた一杯だ。

コーヒーを飲み終わるとドアクローズ。え???エコノミーの方も乗客殆ど乗ってませんけど!??
ひだり みぎ
こんな莫大な燃料を使って空気を運ぶ空気輸送、フォワーダーの管理職の方々が見たら大激怒だろ。本当にこんな搭乗率で飛ぶんかよ。


飛んだ。

エコノミーの方もこんな調子ですわ。

ガラガラもガラガラ。

ひだり みぎ


搭乗率は多めに見積もっても1割強程。ド田舎のローカル鉄道かよ。

CAもこんな状況では弛んでしまうのか、ギャレーのカーテンを閉めた中で延々とお喋りに興じてしまっているようだ。それに、機内食の準備もなっていない。
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ネタとして選んだレインボーパスタは無く、次いで頼んだビーフテンダーロインも準備されてない。確かにわずか数名のC客に対して4つの選択肢を持つというのは効率が悪いんだろうけど、選択肢に載ってる以上は1つづつでも用意してもらいたいじゃん。こんなんなら、始めから頑張って4つも選択肢を設けんでいいのに。

ひだり みぎ
結局、スイート&サワーチキンを選択。サラダも含めて冴えない味だった。

食後はコーヒーのせいで眠れなかったので、ペトラ遺跡に関する機内動画を鑑賞。ペトラ遺跡がヨルダンにあるとは知らんかったわ。
ひだり みぎ
うぉー、遺跡すげぇえーって興奮してきたけど、残念ながら動画を見終えぬうちに機体は香港へと降下を開始。帰りもあっという間の2時間半だった。

昨晩21:25に香港を発ってから24時間以内の帰還、あっという間に過ぎ去ったアラビアンな週末だった。飛ぶだけの為の発券は金の無駄だと後悔の念にも苛まれるんだけど、それでも辞められないんだよな~。

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今回登録したJALマイルは、搭乗後1週間で問題無く加算されました。

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コメント

  1. NemoP

    はじめてコメントします。BKK在住のNemoPと申します。

    ようこそバンコクへ。先日このRJ、AMM-BKKに乗りました。5月でギリ787運行だったんですね。快適機材だった割に、BKK着いてもC乗ったぜ!感がありませんでしたがね。不完全燃焼、ボケっとした顔でBKKで降りていった50人の中の一人です。たぶん。
    いつからか、AMM-BKK-HKG線は330にダウングレードされたんですね。ボロくてドン引きしました。

    機内食がメニューと実物で次内容が全然違うのは、自分のときも一緒でした。むしろ選択肢があるだけマシなんじゃないか、レベル。。。

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