Westin Singapore(ウェスティンシンガポール)クラブフロア宿泊記

セントレジス・ニューマジェスティックホテルと襷を繋ぎ、シンガポールSPGホテル巡りのトリを務めるのはウェスティン シンガポール

場所は、数々の高層ビルが同時進行的に絶賛建築中の新興開発地区、MRTダウンタウン線のダウンタウン駅から徒歩5分のオフィス街にあるアジアンスクエアタワー2(Asian Square Tower 2)の高層階。マリーナベイやラッフルズプレースからも徒歩圏内で、今後ますますの開発が見込まれるエリアにあり、2021年前後にはAsian Square Towerの裏側にMRTのShenton Way駅が完成する予定。将来的な利便性改善を背景とした地価高騰が背景にあるのか、オープン以来宿泊費が上がり続けてるし、SPGカテゴリーも気付けば6に属しててるし。泊まるなら早い方が良いかと思い、今回の〆にウェスティンを選んでみた。
ひだり みぎ
天に届きそうな高層ビル群が広がるシンガポールの中でも最も開発が進むベイフロントエリア。現在、金融機関やIT企業などが相次いで近隣に移転しており、ファイナンスセクターを中心としたビジネス街が形成されつつある注目のエリアとなっている。


ウェスティンはそんな金融街の高層商業ビル・Asia Square Tower2の高層フロア32~46階を確保。みずほ銀行・アリアンツ・マンディリ銀行・ナショナルオーストラリア銀行・シティバンク・CTBC・サラシン銀行・スイス国立銀行・ジュリアスベア銀行・ロイズ・マーシュアンドマクレナン・カナダロイヤル銀行など金融・保険関連の大手が密集するエリアだけあって、凄く都会的で洗練された雰囲気だ。

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Asia Square 2の入り口から建物に入り、ベルに促されるまま32階のロビーフロアに直行の高速エレベーターで一気に上層階まで駆け上がる。ビジネスを中心にエグゼクティブルームな方々の利用が多いのだろう、館内は落ち着いたトーンで大人っぽく且つラグジュアリーに纏められている。サンズのような人混みの激しさを嫌う方々にお勧めできそうだ。

32階でドアが開き、心地の良い音楽とアロマに包まれたオアシスのような空間に足を踏み入れる。
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豪華なシーティングエリアを中心に左手にロビーラウンジ、右奥がチェックインカウンターという配置で、正面の巨大窓の奥には南シナ海が広がっている。昼はラグジュアリーな雰囲気で、夜にはフロア全体の灯りが落とされた中でピアノの生演奏が響き渡る魅惑的な大人の空間に。光あふれる街と港の夜景を臨む絶好のスポットへと変身を遂げる。


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贅沢にも高層階の2フロアが吹き抜けとなっているので開放感も格別。パノラミックなオーシャンの眺望に迎え入れられゴージャスな気分にさせてくれる。

12:30と正規のチェックインタイムより早く着いてしまったけど、ロビーでウェルカムドリンクを飲んでいると直ぐにルームキーがやってきた。スイートナイトアワードのジュニアスイートへのアップグレード申請も難なく通してもらったし、プラチナ特典の説明等にも抜かり無し。

ルームキーを握りしめ、早速エレベーターで46階へ。残念ながら客室フロアから地上階へと直通のエレベーターは無く、グランドフロアへと降りる際は32階のロビーフロアでエレベーターを乗り換える必要があるのは面倒だ。

部屋は先述の通りジュニアスイートで、南シナ海を望むシービュールームになっている。
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ドアを開けると、正面にリビング。雰囲気・居住性ともに合格点。ナチュラルなトーンで纏まれられたインテリアによって創られた居心地のいい空間は最新のウェスティンらしいデザインと言えるだろう。

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ベージュ系の色相で統一されていて、何とも落ち着かせてくれる。やっぱり昨日泊まった。https://worldtravelog.net/2016/10/new-majestic-hotel/">デザインホテルズの真っ赤なホテルよりシックな装いの方がシックリくる。

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ネスプレッソは全6種類が全て無料。

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カーテンを開けると、シービュールームが誇るパノラマビューの全容が明らかに……と思いきや、ホテル正面に邪魔するかのように立つ建設途中の高層建築物の隙間から僅かに南シナ海を覗き見ることができる程度の「シービュー」だった。香港のビクトリアハーバービューをめぐる争いみたいなことになってるな。シービューとしての価値は殆ど無いので、予約時に「シービュー」にこだわる必要は無いでしょう。

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リビングのお隣はベッドルーム。フカッフカの羽毛布団にツルッツルなリネンがヤバい。他にも独自ベッドの開発を手掛けるホテルが出てきてるけど、小生的にはヘブンリーベッドの雲の上の寝心地が圧倒的ナンバーワン。部屋から出たくなくなってしまうので、観光目的でウェスティンに泊まるのは避けた方が良いだろう。


浴室もベージュ系の石張りタイルで最近のモダンシンプルな色調に纏められている。強いてマイナス点を挙げるなら洗面ボールが楕円形で使いづらい点くらいか。


浴槽は深めの作りでゆったり肩まで浸かれるタイプ。

ひだり みぎ
もちろんホワイトティーのアロエバスアメニティー完備。

夕方はカクテルアワーは35階のクラブラウンジで。
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食べ物も飲み物も最低限レベルの物がそつなく揃えられてはいるものの、本当に最低限レベル。ここだけでディナーを済ますには少し物足りないかな。


食べ物は中国のウェスティンと比べると物足りない印象だけど、ストロベリーチーズケーキが美味かったので、最後はケーキだけで胃を満たした。

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食後は金融センターシンガポールの金融街ド中心のダイナミックな街の中を散歩する。シンガポールでは貯蓄率が高いことからアセットマネジメントや保険サービスの需要が拡大し続けており、2015年には香港を抜いてロンドン・ニューヨークに次ぐ世界第三の金融センターとなっている。そのド中心がここですからね。街の勢いを感じます。

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金融街を抜けたら直ぐにマリーナベイ。


いやいや、ギランギランに輝く摩天楼群の中を歩くのも気持ちがいい。

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外では何を食べるでもなく何をするでもなく、1時間ほど歩いてウェスティンへと帰還。シャワーを浴びてからウェスティンご自慢の35階にあるインフィニティープールを攻めてみることに。公式ページでは「シンガポールの南岸の遮る物のない風景をご覧頂け…アクアブルーの水の中で爽快なひと泳ぎをお楽しみになった後は、広々としたデッキに進み、布張りの寝椅子または水中に沈むサンベッドでお寛ぎ下さい。」なんて紹介文があるけれど、残念ながら南シナ海は建設途中の高層ビルに視界を遮られ、マリーナベイも大部分がブロックされて辛うじて蓮のフライヤーが見えるくらい。ただ、これはこれで良いのかな。部屋からの展望が工事現場というのはガッカリするけれど、高層ビルに囲まれたルーフトッププールなんて、シンガポールさながらでオツなものかと。

同じ階にはジムもあったけど、疲れてたんでプールの後にサウナだけ楽しんで即就寝。
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翌朝、プラチナ会員のベネフィットとして32階のシーズナルテイストで朝食を頂くことに。窓が大きい上に広々としていて明るい雰囲気で、料理の品数も十分。何を食べたら良いか暫しぐるぐる回って悩んでしまった程であるw。

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週末限定なのか、シャンパン(マム コルドン・ルージュ・ブリュット)まであるし。


食後暫くし、体を動かしたくなったのでジムへ。

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そして、今度はラウンジにて朝食第二段w。いやいや、食べて飲んで動いて癒されてと、完全にホテルステイを満喫させてもらいましたわ。

新しい建物で客室も快適。静観な環境にあり静かに過ごせるし、ホテルでのまったりステイを満喫するには絶好のホテルかと。街中に出っぱなしで観光尽くめみたいな短期旅行者には向かないけど、週末にゆっくりと癒されたいという目的にはピッタリのホテルです。

ウェスティンシンガポール


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住所:12 Marina View, Asia Square Tower 2, Singapore 018961
電話:+65 6922 6888
SPGカテゴリー:6



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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    グリーン様
    いつもありがとうございまーす。
    小生、大そうな小物でして、ラウンジでは後で高額請求されるのではとビクビクしながらシャンパンを頂きました。無料で良かったですwww。
    マニラは未踏の地で全くもって現地事情が分からないのですが、高級ホテルで沈没とは羨ましい限りです。大物すぎますよw

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