この週末はヘブンリーベッドに癒されたいという本能的に抗えない衝動に駆られ、最寄りのウェスティンであるウェスティン深セン南山(深圳益田威斯汀酒店)に飛び込むことに。何かもう最近は体と心が共に疲弊しきっていて、毎週末にホテルを巡って英気を養うのが習慣として定着してしまってる。日本じゃ高くつくようなホテルでの贅沢も中国なら比較的お安く味わえますんでね。一人でまったりするのもよし、知人をラウンジに誘い込み歓談するのもよし。今年はホテル好きに拍車がかかってしまい、YTD(9月27日現在)の滞在数は120泊と例年以上のハイペースで各ホテルを泊まり歩いてる。
さて、今回の滞在先であるウェスティン深セン、場所は深センが誇る人気アミューズメントパーク・世界の窓の向かいにあるショッピングコンプレックス「益田假日広場(ホリディプラザ)」の中、地下鉄羅宝線・蛇口線の駅直結という立地にある。
商業施設の上にくっついてるモダンな高層ビルがウェスティン。なんかエッジーな造りで角が刺さったら痛そうw。
ロビーは狭いし天井も低いし光も入らないしと、ちょっと窮屈な印象。フロントも350室の部屋数に対応できる大きさではなく、5分程待たされた挙句に列をカットインする空気読まずの輩が現れたので、別のスタッフにSPGプラチナであることをアピールしてラウンジチェックインをさせてもらうことに。
ラウンジでウェルカムドリンク付きで座りながら優雅にチェックイン。今回は年間50泊すれば頂けるスイートナイトアワードを利用しており、難なくスイートルームへと通される。
予約していたのはジュニアスイートだったが、部屋に着いてみてビックリ、まさかのラグジュアリースイート様が降臨だ。角っこの3部屋分、110㎡ですわ。普通に泊まるとRMB4,500⁺⁺の部屋が最安値のRMB1,000ちょいで泊まれる喜び。スイートナイトアワード、ここぞの場面で本当に重宝する。
ワックワクしながら部屋まで移動、ドアを開けると正面が広々としたリビングになっている。
リビングに用意された50万円くらいするirestという中国製マッサージチェアは、フットマッサージが作動するとケツがごわごわして気持ち悪い。
コピー・ファクス・プリンタ・スキャナ機能を搭載した複合機まであるし。
ベッドルームは鮮やかなグリーンをアクセントに落ち着いた色調でスタイリッシュにまとめられている。
ただ、ベッドの沈み込みがヘブンリーベッドにしては弱く、シーツのつるつるさが不足してる(気がする)。
ベッドルームとバスルームはスライドドアで隔離されているだけなので、ドアを全開にすると寝室と浴室・トイレが一続きという何とも開放的で斬新なスタイル。
バスタブも無理にオリジナリティを出そうとしてるのか、縁の高さが不均一になっていて使い勝手悪いことこの上無し。
夜は2階のラウンジへ。ここではチェックイン・チェックアウトをお願いできるだけでなく、06:30-10:30に朝食、17:30-19:30にカクテルアワーのサービスも楽しめる。
間接照明を使ったムーディーなライティング。社畜利用が多いのか、この日は熱心に仕事に明け暮れる利用客ばかり。(騒ぎ立てないインテリ風)中国人を始め、インド人・白人・黒人・中東系とすっごいインターナショナルでつまらないレセプションパーティーみたいな雰囲気だった。
ドリンク豊富だし、ソフトドリンクだけでなくビールまで終日提供されている。
ホットミールよりも、どちらかと言えばスイーツとサラダが充実してて美味く、デザートは別腹地獄で無限に食べれてしまう。一階のベーカリーカフェから持ってきてるんじゃないかな。甘い物好きにはお勧め。
すぐ隣の世界の窓からタコス食いたくなるようなメキシカンぽいやらなんやらの音楽が風に乗ってきて賑やかのなんのって。
23階の部屋にも聞こえてくるくらいの音量でね。エッフェル塔もどきやコロッセウムもどきの建物も見えたりするし、景観的には面白い。
朝食は朝食会場へ。
ロビーフロアのレストランで06:30-10:30。味やセレクションはまぁ一般的なウェスティンクラスだが、ここでもパティシエがグッジョブでやはりペストリーが上手い。
しかし、隣のババアが食べきれない程フルーツを持ってきて何の恥じらいも無くタッパーに詰め込み始めたのには驚いた。終いにはウェイターに手提げバッグまで要求しだす始末。コイツ、本当にホテルの宿泊客なんだろうか。
うーん、実は今回の滞在中に世界の窓を再訪しようと考えていたのだが、結局一日中引き籠ってしまった。観光したくてもホテルに籠ってしまいたくなる高級ホテルの罠…。次は隣駅にあるインターコンチネンタル深センへと梯子する。
【ウェスティン深セン南山(深圳益田威斯汀酒店)】
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住所:広東省深セン市南山区深南大道9028号
電話:+86-755-26988888
アクセス:羅湖駅・蛇口・深セン宝安国際空港から車で約30分
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コメント
グリーン様
見事にハマってしまいました。これを日本でやったら破産待ったなしなので気を付けなければですが…。
今年はIHGとの深い浮気関係が年初から続いており、SPGは今日時点で63泊です。区切りの75泊まで行ければ来年度のポイント加算率がUS$1=4ポイントに上がりますので、最後に帳尻を合わせて75泊でのフィニッシュ狙いです。