イビス中山ザ センター(中山中心宜必思酒店)宿泊記

この週末は知人が中山に来てイビスに一泊するとのことだったので、付き合いで自分もイビスに部屋を取ることに。中山にはシェラトンもヒルトンもホリデイインもあるのに、よりによってイビスかよ、と思いたくもなる。立地条件が良い割に一泊1,500円程度から泊まれるバジェットホテルでお財布には優しいんだけど、中国大陸のイビスはアコーの宿泊実績にもカウントされなければポイントも付与されないんでね。ホテラー的には全く無意味な一泊となってしまう。

ひだり みぎ
中国各都市やマカオ行きのバスストップも近いし、市街地ど真ん中の商店街も徒歩圏内というシティホテルで、「イビス中山ザ センター」という看板に偽りは無い。この日、自分はオンライン決済で120元で部屋を取ることができたが、当日レートは169元~で、4時間単位で部屋を借りられる休憩コースもあるようだ。漢庭や錦江などの中国系チェーンよりも安いし。


部屋数は135らしいが、ロビーの大きさは部屋数50未満のミニホテル。すっごく狭いしフロントスタッフは携帯弄ってるしと、ローカルな緩~い雰囲気のホテルになっている。

格安レートで事前にオンライン支払を済ませていたからか、チェックインは至ってスムーズ。パスポートを提示して速攻でルームキーが渡された。早く携帯を弄り直したいが為だけに急いで仕事を終わらせただけという疑いもあるが。

薄暗くジメジメした廊下を通って部屋へ。カーペットは汚れで色がくすみ、壁にもシミが目立つ。この時点でテンションダダ下がり。


部屋はシンプルで思ったよりは清潔だけど、ちょいと窮屈で閉塞感がある。10㎡くらいだろうか、なんだか学生寮の部屋みたい。ベッドのマットレスも薄くて安っちいし。

ひだり みぎ
デスクスペースも窮屈で作業が捗らない。立地条件とコストは確かに優れてるので、朝から晩まで町歩きをしてホテルは夜寝るだけ的な使い方なら良いだろうが…。

ひだり みぎ
水回りも写真でこうして見る分には余り気にならないが、実際はシャワーブースの部分部分が錆びてたりバスタオルもくたびれきった上にシミまで残ってたりと、非常に不快。同じバジェットホテルならIHGのホリデイインエクスプレスに軍配が上がるかな。どうも大陸のイビスは好きになれん。

ひだり みぎ
ドライヤーは貸し出し製。ハウスキーパーに問い合わせたところ既に出払ってるとのことで空きが出たタイミングでまた持ってきますよ~なんて言われたが、ドライヤーが届けられることは終ぞチェックアウトの時間までなかった。

ひだり みぎ
チェックイン後、昼間は適当にアテンドをして、夜はホテルの面する交通路にある湘菜館(湖南料理屋)の野外席でヒィヒィ大汗かきながら火鍋をつついて羊肉をかじる。

ひだり みぎ
ローカルレストランの他、ホテルのすぐ隣にはセブンイレブンもあるので簡単な夜食やビール等の調達には困らない。キリンやアサヒの500ml缶が9.5元(150円)で、ギネスなんかも500ml缶が12.5元(190円)、インスタントの丼飯も15元程度と経済的なお値段ですし。


そしてビビるのはこのコンドームの種類…。そしてそれらがレジ前に堂々と置かれているという配置…。お隣のイビスが「休憩4時間プランもありますよ!」みたいな宣伝を積極的にしてるのには訳があるんだろうな。

ひだり みぎ
朝は中山港まで知人を見送りしてから、ホテル近くの永和豆乳で豆乳(5元)と水餃子(8元)を。ホテルの朝食はフルーツの食べ残しとトーストが置いてあるだけと朝食の体(てい)すら成してない代物だったので、予約時は朝食オプションを付けずに近くの飯屋で腹ごしらえした方が良い。

うむ。分かりきってはいたことだが、ここは完全に町歩き派な旅人用バジェット宿。ファンシーステイならここから徒歩5分のシェラトン中山をご利用あれ。

イビス中山センター(中山中心宜必思酒店/Hotel Ibis Zhongshan The Center)


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住所:中国広東省中山市中山一路107号
アクセス:中山港からタクシーで30分強(約50元)/新幹線中山駅から25分(35元)


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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    グリーン様
    中国も開放的になってきましたよねー、色々な意味で!
    イビスに関しては錦江等の中級ローカルチェーン以下のハズレホテルも多い上、アコーのポイントも貯まらないですからね。中国系チェーンも採算度外視系のアホプロモをやったりもしてますし、敢えて中国でイビスを選ぶ理由を見出すのに苦労するくらいですよー。

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