修行用ホテル ホリデイインエクスプレス佛山(佛山南海智選假日酒店)宿泊記

クラウンプラザ佛山でチェックアウト後に預けていた荷物を回収し、次なるIHG修行先であるホリデイインエクスプレス佛山(佛山南海智選假日酒店)へと向かう。勿論ここでも5,000ポイントボーナスポイント付きプランでの宿泊を選んだのだが、320元(4,800円)⁺⁺と逆に心配になる程の安さで部屋が取れた。獲得ポイント6,000(3,000円相当)+Mr. Rebatesでのキャッシュバックが10%で480円還元ということを考えたら安すぎる。朝食込みだしね。

ポイント無しだと一泊145元(2,200円)ですからね。ここより安いIHGのホテルは殆ど無いんじゃないか。ボーナスポイント目的でのスパイア修行にも良し、プロモの宿泊費稼ぎにも良しと、IHG愛好家には何かと重宝するホテルである。


クラウンプラザから乗り込んだのは、こんな防御用の檻付きタクシー。地元出身と言う運ちゃんに佛山の魅力を聞いたところ、「特に無いかな~。うん、特に無いよなー、特には無い。」なんて檻の中から蚊の無くような小声が聞こえてきた。なんかここ佛山、深センあたりにいる人と比べたらガツガツしてる人が少ない印象だ。

ひだり みぎ
クラウンプラザから距離にして13Km。タクシーで25分程揺られ(運賃=38元)、ゴミゴミとした南海区の市街地にあるホリデイインエクスプレス佛山に到着した。意外にも香港のホリデイインEXを彷彿とさせる立派な高層ガラス張りのビルが聳え立っていて、良い意味で期待を裏切られる。いくら佛山とはいえ、一泊2,200円~のホテルには到底見えん。

汚い雑居ビルの裏に隠れた入り口の回転扉を自力で押し開け中に入る。入り口に踊る真っ赤な文字「熱烈歓迎香港康泰旅行社」が如何にも中国らしい。
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署名する際に手渡された安物の市販ペンのキャップが取れてたりインクが出なかったりとギャグかよと思う点も少なからずあったが、若く活気漲るフロントスタッフ達はフレンドリーで良かった。凄い親日で、少しでも中国語を話せば良くしてくれるタイプというか。「高層階をアサインしたし、後でフルーツも届けるからねー。」って。因みにIHG会員向けのウェルカムドリンクはペットボトルのペプシ一本で、温いのか冷たいのか選択可能。


ロビーにある自販は品数豊富。ソフトドリンクが3元~、ビールは9元、ポケットティッシュ1元、その他、生活用品が良心的な価格で数多く取り揃えられている。


部屋は典型的なホリデイインエクスプレス。値段が値段だけにちょっとビビってたけど、これなら連泊でも全然イケる。枕も選択可能だし。

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天井が高いからだろうか、25㎡という面積程には窮屈感は無い。気になったのは禁煙ルームなのに灰皿があったことくらいかな。

ひだり みぎ

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まぁまぁ。他の都市にある6,000-7,000円クラスのホリデイインエクスプレスと比べてもまぁまぁ遜色のないレベル。

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窓の外の景色は味気無し。すっごい雑然とした中国の典型的な地方都市といった感じの街並だけど、遠目に何十棟と建設途中の高層マンションが見えるのがバブリー。

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水回りもホリデイインEXクオリティ。

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バスアメニティは定番の力士ことLux。シャンプーとコンディショナーの2 in 1は良く見るけど、シャンプーとシャワージェルの2 in 1は使うのに何となく躊躇する。

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そうこうしているうちに、ウェルカムフルーツとして恐らく現地で取れたのであろうスターフルーツと傷んだバナナが運ばれてきた。ホリデイインエクスプレスでウェルカムフルーツが用意されること自体すごく珍しいことでホテル側の厚意に感謝すべきことなんだけど、どうせならドラゴンフルーツかマンゴーが食べたかったなと思ってみたり。

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このHIEX佛山、場所的には南海区大沥県繁華街のど真ん中にあり、大型デパート・野外フードコート・ナイトマーケットが徒歩数分と至極便利。

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ムシムシして不快指数マックスの佛山だが、土曜日だからか簡易遊園地まで出てホテルの外は賑やかな雰囲気だ。

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晩餐は潮仙・四川・北京・広西の御当地料理が食べられる野外フードコートの一店舗で。潮仙手工面と北京水餃を腹一杯食べて〆て22元也。野外フードコートで中国の活気を感じながらの食事もたまには悪くない。


今宵の〆に同じく野外フードコートの香港風甘味処で紅豆沙(6元)と芒果牛乳仙草(8元)を注文。特に後者は丼みたいな御椀一杯にマンゴーと亀ゼリーが大盛に入って8元とか安過ぎだろ。衣料品や青果類も安いし、広州から車で1時間とかからない佛山南海の物価の安さに感激する。


腹を満たし、体から漲るような武運を感じたので宝くじ屋で勝負を挑む。

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見よ、この当選実績の数々を。150万元(2,250万円)を始め、数十万元単位の高額当選者を多く輩出してきていて、今年の4月1日にも高額当選をヒットさせたという幸運の売り場のようだ。 くじって言っても色々な種類がある中で、演技が良さそうな緑翡翠というスクラッチくじに挑戦する。10元の出資で、最大賞金は25万元だと。

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店員と野次馬のアツい視線を一身に受けながら鼻息荒くコインでスクラッチしていくものの…貫禄のハズレ。スクラッチくじは掛け金・当選金・遊び方も色々で、小生に続き結構な数の若者が挑んでいったが、皆敢えなく返り討ちに。当たらんわこんなもん!!! 失意のままトボトボとホテルに引き上げようと思っていたところ、小さな夜市を発見。


だっさい偽ブランド衣服や長沙風臭豆腐などの屋台フード、商品としての犬なんかが並ぶ怪しげなミニ夜市も徒歩圏内で、縁日かのような賑わいが楽しめる。

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くっせーと思ったら、やはりここにも臭豆腐。しかも、臭豆腐の隣に香豆腐とかいう臭い豆腐料理を扱う屋台も出ていて、ダブルで臭う。何が香豆腐だよ。

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PUMAならぬFUMAやPAMA、SONYならぬSQNYなど、今まで数えきれない程の偽ブランド品を目にしてきたが、このパターンは初めて。GUESSならぬGFUSS。よく見たら下の方がタッセルみたいに刻まれててくっそだっせぇし。その隣で犬が売られてるのも胡散臭さを増長させるんだな。


迷彩柄やカーキ色のミリタリー風衣料品の専門店、その名も“戦地”。ブランドコンセプトを的確に表現した店名だが、黄色のTシャツにメガネの弱そうなオヤジ店員がキャラ作りできてない点だけ頂けない。そこは戦地に赴きそうな格好しとこうぜ。

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60余種類の中から3つ選んで10元のドライフルーツや取れたての青果が色鮮やか。


結局、ドライフルーツと無理矢理掴まされた産婦人科医の販促用ポケットティッシュ4つを入手してホテルへと帰還。有益な買い物はできなかったが、久しぶりの週末らしい週末をまったりと過ごせて良い息抜きにはなったかな。

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翌朝、エレベーターにある案内に従い混雑の無い時間帯に朝食会場に向かうも、恐らく香港康泰旅行社の一団とみられる団体さんでコンサート会場かの賑わい。机や床に食べかすがブチ撒けられていてカオスな雰囲気になっている。皆さん食べ散らかしすぎぃぃぃ。

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何かと質より量を追求したがる人民様には質の悪い食べ放題もアリなんだろうが、質はショボイ。

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チェックアウト後は近くのモールにある大家好で昼食を。朝食はショボイいが、近くに食事処が幾らでもあるので困らない。万歳寿司だってありますし。

佛山てどんな僻地にあるんだ!という方、ここホリデイインエクスプレス佛山は広州の海珠広場から20km程しか離れておらず、意外にアクセスは悪くないんです。体を張られる系修行僧の方々、是非一度泊まってみては如何でしょうか。
ホリデイインエクスプレス佛山(佛山南海智選假日酒店)


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公式ウェブサイト:こちら
住所:大沥金貿大道6号南海区佛山
電話: +86 757 8178 8888


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