インターコンチネンタル上海EXPO 宿泊記

待ちに待った土曜日、仕事での疲れを癒すべく地下鉄を乗り継いでインターコンチネンタル上海EXPOを目指す。最近は週末に時間が空く度にホテルに癒しを求めるような生活が続いていて、ホテルへの“試泊”やホテルのオンライン検索が唯一の趣味みたくなってしまってる。本当タチ悪くてね、行けっこないモロッコはカサブランカあたりのホテルまでプライスウォッチして値段が下がる度にニヤニヤするという気色の悪いハマりようなんです。

ひだり みぎ
最寄り駅の地下鉄8号線・中華芸術宮で下車。中華芸術宮は上海万博の旧中国館・現美術館だけあって、駅構内には万博絡みの展示物が盛り沢山。

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地上に上がれば中華の「華」をイメージして建てられた真っ赤な中華芸術宮や上海当代芸術博物館・万博跡地を利用して造られたショッピングモール・世博源が目と鼻の先。一時は万博の跡地利用の問題が叫ばれていたけれど、適当な文化芸術エリアとして再開発されたようだ。万博跡地が壮大な近未来的廃墟と化してやしないかと心配だったけど、訪問客の姿もちらほらと見えて一安心。


この日は何かしらのイベントが催されていたようでダフ屋的な人に声をかけられたけど、無視して川沿いに伸びる世博大道を北に一直線。遠くに見える高い建物がインタコEXPOのようだ。駅からは2キロ程あるので、スーツケースを持っての移動はキツイと思う。

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見上げると首を痛めるくらいの高さの近代的建物がインタコEXPOになる。距離は2キロ程度と結構あるけれど、駅から一本道なので初めての方も迷うことはないだろう。


アーティスティックなオブジェが踊るエントランスもグランド感があり豪華。

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館内には柔らかな色使いで芸術性を臭わせる絨毯や調度品のデザインがグランド感溢れる館内にバランス良く配置されている。上海万博に合わせて2010年にオープンしたばかりなので、全体的に真新しい印象。

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部屋のチェックインを済ませて部屋に荷物だけ置いて、先ずは二階の広東料理屋“盛会堂”を攻める。RMB153(≒2,800円)のお得な週末飲茶食べ放題プランで胃拡張修行、一週間分溜まった食の欲求不満を思いきりこちらにぶつける覚悟で臨む。


メニューを見るだけで涎が出る程の重症ぶり。

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水晶蝦餃・小籠包・鮑汁鮮竹巻・香芒鮮蝦巻が先陣を切り、間髪入れずに蝦の腸粉が到来。

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そしてデザート。胃が縮んだのか思ったより食べれんかったが、サトウキビジュースも3杯頂いたし、ギリギリ元は取っただろう。美味かったし、胃も心も満足して部屋へと引き上げる。


部屋へと続くホールウェイも多くのデコレーションで飾り付けられてて洒落ている。

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モダンチャイニーズなデザインの部屋も快適そのもので、フルハイトの窓の外には黄浦江がゆったりと流れていてアーバンリゾート風な雰囲気を味わえる。立地条件的に観光拠点としては不向きだが、週末リフレッシュステイ用ホテルとしてのコスパは◎。

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夜のターンダウン後はシックでアダルトな雰囲気の部屋に様変わり。

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黄浦江を180度見渡せる開放感のあるリバービューで、採光ばっちり。

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水回りも不満無し。

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やっぱり特筆すべきは部屋からの眺めの良さだろうな。都心からは少し離れているけれど、立地の悪さを補って余りあるだけの魅力ある部屋である。リバービューの高層階がお勧めだ。

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ご当地グルメやホテルのロゴ入りグッズ等、各インターコンチネンタルホテルのオリジナルギフトが貰えるのもIHGアンバサダー会員の魅力の一つ。インタコ上海エクスポから頂いたシューキーパーにシューケースは出張時に携帯できるし重宝しそう。

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部屋に何気なく置かれてたポテチ(40g)に手を付けようとしたところ、39元(≒720円)という値段が目に入ったので食欲を押し殺すことに。砂漠で水を売り暴利を貪る悪徳商人が如く、周辺に商店が無くて困る宿泊客の足元を見てるのだろうかw

しゃあない。軽く体を動かしてからホテル内レストランで食事することに。
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プールへのホールも御洒落。

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誰もいない室内プール。

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続いて、ホテルの離れにあるLiquor Factoryへと移動。中国酒精場(1935-1954)の社員宿舎だった歴史的建造物を改修してオープンしたそうだ。

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イギリスに行ったことの無い中国人が頑張って英国パブ風に仕上げてみましたよ、といった感じの内装。土曜日ゴールデンタイムなのに客は私一人という状況に不安を覚えてしまう。

因みに瓶ビールは50元~、生ビールは60元~というプライシング。ウィスキーなんかも思ったよりは豊富に取り扱っている。

ミートパイを頼んだら運ばれてくるまで30分もかかった上に冷めきってる…別処から調達してきたのか?週末なのに利用客が私だけという悲惨な客入り状況からこのパブの質を察すべきだったか。失敗した。

翌日は朝一の便で上海を離れる予定だったので、朝食も摂らずにチェックアウト。
ホテルバーはガッカリだったけど、それでも総合評価として十分合格かと。需要による価格の上下動が激しいっぽいので、オフシーズンを狙って泊まるのが良いだろう。上海在住の方々にもたまーの週末の息抜きに良いかと思います。

インターコンチネンタル上海EXPO


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公式ウェブサイト:こちら

インターコンチネンタル上海EXPO
住所 1188 Xueye Rd, Pudong, Shanghai, 中国
最寄り駅 8号線中華芸術宮から2キロ
電話 86 21 3858 1188



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