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中国の煙草メーカーが運営する 紅塔ラグジュアリーコレクション上海


上海でのお宿は紅塔ラグジュアリーコレクション上海(The Hongta Hotel, A Luxury Collection Hotel, Shanghai)。中国語の名前は完結ながらも更に豪華さ満点の字面となり、その名も上海紅塔豪華精選酒店。「ラグジュアリーコレクション」というが僅か四文字「豪華精選」で表現・伝達できる漢字はやはり偉大だわw

以前はSPG最高峰のセントレジスとして名を馳せていたようだが、いつの間にかラグコレへと降格を喰らってしまったようである。

最寄り駅は4号線の浦電路で徒歩7分程(600メートル)だが、町の中心・世紀大道駅からも2ブロックの距離で、駅から大通りを真っ直ぐ歩いて10分弱。地下鉄2号線一本で虹橋空港や浦東空港に行ける以外に4・6・9号線も通っているし、南京路や外灘までもタクシーで15分程と、立地はまあまあ悪くはない。ホテル周辺は特別に栄えている感じでもないが、最低限ファミリーマートや各種ファーストフード店、クラブ花鳥風月なんかは揃っているし。


ホテルの車寄せ前に自慢げに置かれたウンコ色のオブジェに金色の巻きグソみたいなロゴは紅塔集団のもの。そう、紅塔ラグジュアリーコレクションは雲南に本社のある中国の大手煙草メーカー紅塔集団が経営するホテルなのである。ようはSPGの名前貸しホテルだわな。


旧正月前ということもあり正月っぽい縁起の良さそうなデコレーションで飾ったロビーは天井も高くて開放的だが、にこりともせずに愛想の欠片も無い少数民族風チェックインスタッフは頂けない。英語のレベルも上海の5つ星ホテルにしてはすこぶる低いし、プラチナベネフィットの説明も無し。ただただ事務的にデポジットを取られ、ルームキーが渡される。何とも気持ちの良くないチェックインだ。


エレベーターホールからはセントレジス感が微かに漂うが、通路には埃が目立ち、管理的には普通のビジネスホテル級。すれ違うスタッフも挨拶もなければ笑顔もない。何なんだよ一体。SPGのシェラトン以上のブランドでここまでの“外れ”ホテルは初めてだ。

ひだり みぎ
通された部屋は落ち着いたスタイルのデラックスルーム。設備はなかなか重厚だが使い古された感は拭えない。但し、シーツは真新しくて寝心地の良さだけはラグコレ水準の評価に値する。

ひだり みぎ
全体的な部屋の水準はラグコレというよりは古めのシェラトンレベル。数年後には確実にカテゴリーが落ちると思うし、5年くらいしたらSPGから脱退するんじゃないか?(宿泊後初のカテゴリー改正で案の定カテゴリーが4から3に落ちました。)

ひだり みぎ

ひだり みぎ
グラスも埃が付いていたので暫く置きっぱなしだと思う。近年まれに見る酷さ。本当、SPGが変な中国系保険会社に買収されんで良かったわ。彼らに世界水準のホスピタリティやサービスを徹底させるのは至難の業。


引き戸の中からも一片のラグジュアリー感は感じない。やっぱりシェラトンぽいんだよな、全体的に。ここがセントレジスだったとか噴飯物だ。


気持ち悪いくらいに整然と並ぶ青い屋根の民営団地の建物、その奥に上海のランドマークである栓抜きビルも見える。

ひだり みぎ
ウェットエリアは確かにラグコレっぽいかな。

ひだり みぎ
ただ、シャンプー類が一切準備されてないというね。これはもう説教もん。別にアーリーチェックインした訳でもないのに何故準備できてないんだ、と。そしたら10分程してバトラーを名乗る女性がシャンプーを持ってきた。お詫びとかは無しで、名乗って、はい、コレ、とバスアメニティを手渡して去っていた。謎の対応はその後も続き、Do Not Disturbボタンを押してバスタブに湯を入れてると、ピンポーンって押されてDisturbされる。不快な顔してドアを開けたら今度は別の年増女性が別のバスアメニティを持ってきた。もう意味が分からない。

もう一つ追加すると、電話ではバトラーサービスボタンを押したのに、「バトラーに連絡しときます」って。バトラー直通じゃなかったのか。


夜は気を取り直して40階のクラブラウンジのカクテルアワーへ。ホテル的にはカクテルアワーを入夜儀式と表現してるのが格好良い。

【クラブ特典】
ラウンジでの朝食06:30-10:00(平日)
ラウンジでの朝食06:30-10:30(週末)
カクテルアワー17:30-20:00
1滞在につき2pcsのプレスサービス
2時間のミーティングルーム無料利用

ひだり みぎ
夜空に煌めく上海の摩天楼群が目の前に広がっていて壮観だし、変に騒ぎ立てる人民様もいなかったので、ラウンジの雰囲気としては悪くなかった。そして何故か高い日本人率。少なくとも3組の日本人ビジネスマングループがいらっしゃってた。

ひだり みぎ
入屋儀式の食事は質が悪すぎて唖然。しなびた野菜・無味な炒飯・冷凍食品物のポテト・無味な上に茹ですぎて水分を吸い過ぎたパスタ。素人料理のオンパレードで食欲をそそらず、滞在期間中はここでは食事をしなかった。


アルコールはこちらにあるのみ。栓抜きが用意されておらず、ビールを飲むのに一々スタッフに呼んで空けてもらう必要があるのが面倒くさいし、頼んでも中々持ってこない。

朝食は39階で。
ひだり みぎ
スタッフは田舎から出て来たようなばかりというような素朴でイモっぽい女性たち。良い意味で素直、悪い意味で洗練されてなすぎで、英語の質もすこぶる酷い。


朝食はバッフェとオーダーの混合式。もちろん卵料理も注文可。

ひだり みぎ
朝の上海。窓の外には視界を遮る毒霧が広がり、直ぐ足下にある青色屋根の団地すら見えない状態。

ひだり みぎ
餃子にイタリアンサンドイッチというチグハグな朝食を。平凡なお味です。


オーダー物よりペーストリー類が意外に美味かった。どっか外から買ってきてるのかな。

ひだり みぎ
プールは室内で、ビリヤード台なんかもある。キューやボールが無いのでビリヤードは予約制なのかな。それともただの飾りだったりしてw

ひだり みぎ
プール内のバーはクローズで、窓の外の景色も優雅さ無し。


ビジネスセンターも運営中止とか、やる気無いにも程がある。

びっくりすることにトリップアドバイザーの評価は高いが、将来的にはシェラトンあたりにリブランドされるか契約が切れる段階でSPG撤退となるのではなかろうか。実際、宿泊後に高級ブランドであるラグジュアリーコレクションとしては異例のカテゴリー3に落とされているし、SPG側の評価もそういうことだと思う。ただ、カテゴリーダウンの影響か宿泊費も下がったようだし、言ってもまだラグジュアリーコレクション属性ですので、一泊して SPGのブランド制覇キャンペーン用の宿泊実績稼ぎをするには良いかもしれんな。2016年内にSPGの5ブランドに宿泊で500ポイント、11ブランドに宿泊で11,000ポイントが頂けます。

紅塔ラグジュアリーコレクション上海(The Hongta Hotel, A Luxury Collection Hotel, Shanghai))

紅塔ラグジュアリーコレクション上海
住所 889 Dongfang Rd, Pudong, Shanghai,
最寄り駅 4号線の浦電路(徒歩7分程)
電話 86 21 5050 4567
SPGカテ 3



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コメント

  1. グリーン より:

    先月、上海のSPGを3つ泊まりましたが、昔セント時代に泊まったこともあるのでパスしたのも、この記事を読み正解やと思いました(笑)
    英語の質は酷すぎるというお話ですが、私の話す英語の発音に問題ありなのかと、いつも思っているのですが。。

    先週、マカオでお泊りしておりましたがマカオのほうが、ずうっとサービスは洗練されていると感じてしまいました。
    しかし以前から比較すると空いていますね。それでもなお、開発が進むんですから、訳がわからず、またまたスタジオシティのビ゛ッグな施設まで誕生してますよ!!

    • ポンズ より:

      グリーン様
      コメントどうもです!
      上海にマカオにと相変わらず羨ましくなるようなホテラーぶりですね^^ 紅塔ラウンジのスタッフの方の英語は聞き手側の英語力に関係無く誰でも違和感を感じると思いますよ~。別に英語力だけだったらどうでも良いのですが、その他問題が積もり積もって悲しくなるような滞在になっちゃいました。

      マカオは習近平のVIP狩り効果で随分と冷え込み、ようやくホテルも適正価格くらいまで安くなってきたという印象です。一時期と比べて箱物ビジネスへの投資熱も冷めたとはいえ、2020年までには香港と橋で繋がって町には地下鉄が走るようになると思うので、それを見込んでの先行開発は続いてるのかな。観光地としても魅力的な街ですし、年に一回は行きたくなるんですよね~