スコータイへの中継地点にあるピサヌロークではトップランドホテルという宿泊施設に泊まることに。宿泊費はアゴダでの予約で朝食込みで一泊あたり4,000円弱だったかな。
ホテルに着くと予想以上の大きさにびっくり。国道12号線沿いに建つデパートと一体になった16階建ての大型ホテルとのことだ。鉄道駅もスコータイへ向かうバスの停留場も徒歩圏内だし、立地的にも言う事なし。
夜中なのにピシっとした制服を身に纏ったドアマンが待機しているし、意外にしっかりしてるじゃないですか。一昔前に建った地方都市の名門ホテルといった風情だな。
ロビーやホテル内の飲食施設も重厚な造りで、屋根が低いぶん多少の圧迫感はあるものの、3,000円台のホテルにしては不釣合いな程に立派。
ロビーラウンジ/バーではベルギーやドイツの輸入ビールまで扱ってるし、幾ら田舎町価格とは言え3,000円台のホテルにしては中々どうして悪くないじゃないですか。
フロントは夜中にも関わらず無駄に人手をかけていて謎の5人体制で、私1人 vs スタッフ5人での手厚いおもてなしを受ける。アゴダでの予約客の扱いにも慣れているようで、対応は友好的かつスムーズで非常に良好。英語は不慣れだったけど、やっぱりタイ人のホスピタリティ精神や対人能力は地方に来ても素晴らしいと感心しきりだ。
通された部屋は15階のデラックスルーム。流石に一世代前感が滲み出てしまってはいるが、最低限のメンテナンスはされているので不快さは感じない。気になるのは照明が少し薄暗いかなーというくらいか。
ベッドの上には一人分の予約なのに二人分の浴衣がプリセットされている。下にはディスコがあるみたいだし意味深だ。
ミニバーはアルコール類も良心的な値段設定となっているが、ホテル直結のデパート地下にあるスーパーだと一本10バーツ~20バーツほど安く買い求められる。
クローゼットには大きめの金庫も完備されている。まぁ金庫が有っても盗まれる時は盗まれるような国なんですけどね。
折角の高層階なので窓際に座ってビール片手に夜景でも…なんて気にもなるが、残念ながら夜のピサヌロークは真っ暗で見応え無し。
昼は見晴らし抜群で、視力がアフリカの人くらいあればチェンマイまで見渡せそうな勢いなんですけどね。ピサヌローク随一の観光名所であるワット・プラ・シー・ラタナー・マハータートも足下に見えるし。
タオルは少し使い古された感があるけれど、いくら物価が安いピサヌロークとはいえ一泊4,000円もしないんだから余り文句は言えまい。ジャカルタの空港ラウンジのボロ雑巾みたいなタオルみたいなこともないんだし。
こちらは朝食会場。一応バッフェ形式になっていて、料理の質は高くないものの種類はそれなりに揃っている。
スープ料理あるじゃん!と思ってスープコーナーのシェフに頼んで一杯頂いてみたは良いものの、何かの臓物と血の塊と薬草のスープで癖が強すぎて完食できず。申し訳ない。タイではガオラオといって至って一般的な料理らしいんだが、朝から臓物と血の塊はなぁ…。
気を取り直してプールで一泳ぎと思ったけど、水が異臭を漂わせていたので断念。
プールと同じフロアにあるディスコやカラオケも夜になると爆音轟かせ営業してるけど、平日だからか利用客は殆どいないようだった。どっかのサイトに若者にとって市内屈指の遊び場とか紹介されてたのに拍子抜けだ。
続いてホテルロビー直結のデパートへ。衣類や化粧品をメインに扱った一般的なタイのデパートで、地下一階にはスーパーマーケットが、4階には簡単なフードコートも入っている。雨が降ってても外がくっそ暑くても冷房の効いたロビーからデパートに移動できるのは非常にありがたい。
ホテルのミニバーはビールが50バーツ、スミノフが70バーツだったので、デパートのスーパーで買った方が若干程度お安く飲める。
食べ物も困ったらデパート地上階にKFCが入ってるし、飲み食いに関してはタイ料理が苦手な方でも困りはしないだろう。120バーツ(400円弱)でこれだけ食べられる優しい世界だ。
ピサヌロークの鉄道駅とスコータイへ向かうバスの停留所が共に徒歩圏内という好立地条件にあるので、スコータイへの中継でピサヌロークへ泊まる際には重宝する移動に便利なホテルと言えるだろう。
【Topland Hotel】
Booking.com
住所:68/33 Akathodsarod Road,Phitsanulok 65000
TEL:66-55-247800
FAX:66-55-247815
コメント
グリーンさん
ここまで田舎に行くと、ホテルの選択肢が少なくて苦労しました(苦笑)
ホテルの宿泊費もそうですが、アルコールが安くて助かりましたよw