ウェスティン広州 ヘブンリーベッドで癒される/Westin Guangzhou

タイからの帰還ついでにウェスティン広州に2泊し、タイ旅行で溜まった体の垢をスッキリ洗い落として2015年の仕事始めに向けて完全リフレッシュを図ることに。広州ではシェラトンをお気に入りの定宿としているが、今回は無性にヘブンリーベッドに包まれたくなったので、初めてのウェスティン広州を選んでみた。シェラトンのスイートスリーパーも捨て難いが、ことベッドの寝心地に関してはヘブンリーベッドの方に軍配が上がるかと。真っ白でふかふかのマットレス&羽毛布団が体を包みこんでくれるような、まさに“ヘブンリー”な夢見心地を味わえ、リフレッシュにはもってこいだ。

立地条件も申し分ない。広東省随一のビジネス街・天河区の中心街に位置し、広州の摩天楼群や広州タワーが見渡せる位置にある。香港と広州を結ぶ鉄道の乗車駅「廣州東駅」へも徒歩5分だし、広州白雲空港からもMTRで乗り継ぎ無しに最寄り駅に移動できるので、タクシー要らずで移動費の節約も可能である。なんたって広州空港からはMTRで7元ですから。中国の地下鉄はお財布に優しいです。

ひだり みぎ
MTRの最寄り駅「林和西ステーション」を降りると、いきなり高層ビルに囲まれ驚かされる。

ひだり みぎ

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そんな高層ビルが立ち並ぶオフィス街に位置するウェスティン。周囲の高層ビルにも負けない近代的なガラス張り高層ビルとなっている。

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客寄せを過ぎ、懐かしい感じのする回転扉でロビーへ。東京ドームの回転扉の様に強風による一撃を食らうことはない。

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このスタイリッシュなロビー、季節限定なのか、夜は妖しく光ります。
コンシェルジェや受付スタッフの英語は流暢で気さくな感じだが、女性陣は少し冷たく黙々と事務処理に励むタイプ。

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天井が高く設計されているものの比較的狭く、シーティングエリアも不十分。3人~4人がけのソファー1つ、1人用チェアが2つ用意されているのみで、先客大陸人に占拠されていて座ることができなかった。446室ある大型ホテルで僅か5-6人程度のシーティングというのは椅子取り合戦の難易度が高すぎる。


おっ、ヘブンリーベッドが販売されているではないですか。この贅沢でスタイリッシュなベッドのお値段ですが、込々のセットでRMB21,888(≒40万円 or 270,000スターポイント)だと。マットレスやリネンシーツなど、部分部分の単品販売もされている。雲の上で寝ているような極上の寝心地が約束されるなら高くも無いのかな。

チェックインは丁寧にテキパキと。2015年もゴールド会員へのウェルカムギフトは変わらずだったので、堅実に250スターポイントを選択。一つ誤算だったのは、SPGメンバーへの無料ネット接続解放は1月1日からではなく2月2日からになるとのこと。ネット無料解放、やっと来たかーって大喜びだったのに、2月2日からとか、なんでそんなに半端なんだ。

16:00までのレイトチェックアウトの申請も無事通り、今回宿泊する「リニューアルデラックスルーム」に通される。景色を楽しめる大きな窓がある為に開放感があり、ゆったりと寛げるスペースになっている。確かにシェラトンなどと比べると少々古い感は否めないが、落ち着いた色調のモダンインテリアでスタイリッシュにまとめられていて心が癒される。落ち着いた雰囲気のウェスティン広州にモダンでスタイリッシュなシェラトン。どちらもそれぞれの特徴・魅力がある。

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この安らぎの空間の中でひと際存在感を放つのはやはり真っ白でふかふかのヘブンリーベッド。理想の眠り追及してウェスティンホテルがUS$3000万を突っ込んでシモンズ社と共同開発したこだわりの逸品で、“雲の上の寝心地”なんて謳われてたりする。900もの独立したポケットコイルで構成されていて常に無理のない自然な寝心地を実現させてくれるマットレスをはじめ、純白のカバーで覆われたデュペ、5つの羽毛枕三層に織り込まれた滑らかな肌触りの高級リネンシーツ…究極の寝心地を追及して完成されたこのベッドは芸術の域にある。決して柔らか過ぎず、でも程よく体がベッドに沈み、まるで体がベッド全体に柔らかく温かく包まれているかのような不思議な安心感を感じる。思わずoh yeahなんて言ってしまう寝心地、これが雲の上に浮かんでいるという感覚なのか。湯舟に浸り、バスローブに包まれて布団に入ればそのまま速攻で熟睡。眠ったら最後、気が付くのは翌朝だ。昏睡かってくらい寝返りもほとんどせずに気持ち良く朝を迎えられる。


快眠の秘訣はこのマットレスにあり。下の段にスプリングが入っている上に、上の段にさらにコイルマットレスが重ねられた、ダブルクッションスタイルなんだから寝心地が良い訳だ。試しにウェスティンのオンラインストアで値段を調べると、6.5インチのキングで500,000円也。安くはないが、ベッドの上で費やす時間を考えたらベッドの質って大事だなーって思うしな。まぁ日本に本帰国した時に考えよう。

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部屋は落ち着いたカラーの家具をベースに、ポイントとなるクッションや柔らかなクロームライトの照明など、デザインはどこまでもシック。広々とした執務用デスクに備えられたハーマンミラーのアーロンチェアも人口工学に基づいて設計されてるだけあって座り心地良し。有料のはずのwifiも何故だかパスワード入力無く使えて仕事が捗ります。

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水回り。大理石造りで清潔感あふれるバスルームスペースも高感度大。ベッドルームとはスライド開閉式のガラス窓で仕切られているので、仕切りを開けていれば湯舟に浸かりつつ、ベッドルームのテレビはもとより大きな窓の向こうに広がる広州の摩天楼群まで見渡し贅沢なバスタイムを味わうことができる。


もちろん、プライバシーを確保したい場合はスライドドアを閉めればおk。この設計はナイスアイディア。バスタブも深さ長さ共に十分だし、水も変に濁ったりしていない。

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独立したレインフォレストシャワーブースも有り。水圧も抜群です。個人的には水回りの設計がかなり気に入った。

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ヘブンリースパのアメニティがある他、マウスウォッシュ、ソーイングキット、シェービングキット、洗剤、バスソルト、スポンジなどは頼めば持ってきてくれる。

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風呂に入る前にカーテンを開けてみると、広州の摩天楼ビューが一面に!でも靄がなー。シェラトン東莞も酷かったがモヤモヤの度合いでは広州も負けてない。

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夕焼けも台無しだ。

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朝はまだマシなのかな。日曜日にヘブンリーベッドでの快眠から目覚めると、モヤモヤが気持ち程度和らいでいた。

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今回は結局使う機会は無かったが、ドリップコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーが備え付けられているのも地味に嬉しい。

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続いてプールに行ってみると、見事に私一人の貸し切りだ。冬の間は屋外プールがクローズとなっているので室内プールのみ。ジャグジーもあり水深も1.5mと十分なのは良いが、縦に15mで幅も狭いため、他の宿泊客と共用になったらキツイかと思う。

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屋外プールは世界で11番目に高い中信広場などの高層ビルを間近に見上げられ、都会のオアシスのような空間になっている。

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ジムは余り力を入れてないようで全くダメ。客室一室分くらい?とにかく狭すぎる。

全体的にはこれで1万円台なら全然あり。今回の滞在では客先との付き合いも無かったので自由にブラブラ、広州を楽しみながら体力の完全リチャージに成功した。
初日はホテル近辺を探索したり、太古会まで歩いてドイツのビールを楽しんでみたり。
二日目はSPGゴールドの威力を発揮し16:00までチェックアウトを遅らせてもらったので、ギリギリまでホテルステイを満喫。ホテルの内の中華料理屋・紅棉で点心の食べ放題ランチを楽しみ、部屋に戻って風呂浴びてからヘブンリーベッドで最後の昼寝…危うく16:00のチェックアウトに遅れるとこだった。やっぱりヘブンリーベッドは良いですわ。ウェスティン株が上がりました。シェラトンもウェスティンもタクシーでワンメーターの距離にあるし、ゴールドの防衛がやばくなりそうだったらシェラトン⇔ウェスティンの往復で効率良くSPG修行するのもアリかもしれんな。

ウェスティン広州 The Westin Guangzhou 广州天誉威斯汀酒店





住所:広州市天河区林和中路6号
電話:020-28866868
SPGカテゴリー:4



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