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ソロでジャム材料を調達するならグデ市場で


ソロ二日目。旅も大詰めに差し掛かり疲れも蓄積されているというのに、朝5時台からホテルの外の騒音でたたき起こされる。


一体全体なに事だと思い外に出てみると、ホテルに面した大通りを封鎖してエアロビ大会が開催されていた。5車線全体を全面閉鎖するこの規模感、これを何も早朝にホテルの目の前でやらんでも。

無駄に早起きしてしまったので、ホテル近辺を探索してみることに。先ずはコンシェルジェに教えてもらったジャムー市場ことグデ市場を目指す。ジャムーは小生もジョグジャカルタのフェニックスホテルで初めて知ったものなのだが、薬草や樹木の葉、皮、根、実から作られる植物生薬系の療法薬のこと。

初めて飲んだジャムーはイボツヅラフジを主成分としたもので苦みが強烈だったけど、意外と癖になるんです。

このジャムーの起源は古く、紀元前1,200年前後に遡るという。ヒンドゥー教や仏教と共に、アーユルヴェーダ医学がインドネシアに伝わり、アーユルヴェーダのハーブの調合を元に、インドネシアに群生する多数の熱帯植物を利用して、ジャワ王宮の間でインドネシア独自の調合へと発展していったそうだ。

そのジャムーが民間に伝わったのは8世紀中頃、ソロの王様が中部ジャワの村長にハーブを与えたのが始まりとされている。驚くことにハーブ等の見分け方や処方の配合に関する知識、調合技術等は世襲制であり、すべて口伝で伝承されてきたという。そういや、マンクヌガラン王宮の宮殿内にジャムー売りのお婆さんがいたけれど、彼女は王族の薬剤師だったのだろうか。 皆、ベチャを日常の足として利用しているのだろう。年季の入ったベチャの車体が入り口を塞いでいる姿が何ともソロっぽい。


内部へ。 一見混沌としたようではあるが、建物の中は意外に食料品ごとのにきっちりと区分けされていて、野菜、果物、肉、乾物、ジャムー等の専門店がそろぞれのセクションに集約されている。


色とりどりの果物エリア。


色彩の面では野菜コーナーも負けてない。


乾き物はきっちり袋詰めされているが、頼めば試食も可。


市場の内部に進むにつれて東南アジア特有の熱気と臭気漂う独特な雰囲気が強くなる。

ひだり みぎ
うわお。肉屋のオバサンが中華包丁をふりかざしズダンッズダンッと肉を切断する姿も…生々しいのでここでの画像の掲載は控えるが、どの肉も部位や内臓ごとに固められ、机の上にざっくばらんに置かれてる。現地の人は、その肉を手で掴み、品質をチェックして買っていく。凄く生活感に溢れた市場である。


そして見つけたジャムーコーナー。


ターメリックやジンジャー、タマリンド、カルダモン(?)等の生薬の原材料がガッサリと山積みになっている。 見たことない熱帯植物なんかもあったりして意外と楽しめる。

ひだり みぎ 既に調合された粉末があれば買って帰りたかったんだけど、並んでるのは原材料や原材料を粉状にしたものばかり…現地の方は自分たちで調合してるのかしらんが、これでは土産物には適さない。インドネシア語で改善したい症状を説明できればその場で調合してくれたりもするのだろうが、これも観光客にはハードルが高すぎるという事でジャムーの購入は断念。市場を後にする。

市場を抜けた先に、町並みに埋もれた中華寺院を発見。

 
こってこての中華スタイル。

ひだり みぎ ひだり みぎ
知らない都市で中国の寺院を見つけると妙に安心してしまう今日この頃。

ホテル前の大通りに戻ってみると、屋台が出て賑やかになっていた。 ひだり みぎ 人の数も店の数も凄い!

ひだり みぎ ホテル前の目抜き通りが歩行者天国になっていて、露天市が展開されている。サテや焼き魚等の匂いに釣られて多くの家族連れが屋台周辺を賑わしている。そんな中、気になったのはこちら。インドネシア語で魚はSAKANAなのか。KAMIKAZEみたく。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
一杯3,000ルピア。一口で飽きがきてしまうくらい激甘。汗もかいて喉を潤おわそうと思ったのに、甘ったるすぎて逆効果…

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