ジャカルタで国際線→国内線ジョグジャカルタ行きへ乗り継ぎ

香港からの深夜便は定刻を若干早や回る03:35にジャカルタに到着し、05:10発のガルーダ国内線に乗り継いでジョグジャカルタへと向かう。

インドネシア国内線への乗り継ぎ時間は100分弱。スカルノハッタ空港はターミナルが3つもある大きなハブ空港で、やたらと分かりずらい構造になっているのでちょい心配だった。

空港の俯瞰図。半円形のターミナル1・2と、少し離れたターミナル3から構成されている。国内線専用の第1ターミナル、国際線メインの第2ターミナル、LCC専用の第3ターミナルという棲み分けになっているようで、ターミナル間は無料シャトルバスで移動することになる。

【第1ターミナル国内線】
【第2ターミナル国際線・国内線】1階が到着フロア 2階は出発フロア
【第3ターミナル】1階が到着フロア 2階は出発フロア

今回の場合、CX国際線はANAやJALなんかと同じ第二ターミナルDゲートに到着し、GAの国内線が第二ターミナルのFゲートから出発する、と。ターミナル間の移動が無いので乗り継ぎにもそう時間はかからないであろう。

流れとしては、到着後に入国審査→預入荷物ピックアップ→税関(X線の荷物検査)→国内線チェックイン・カウンターで搭乗手続ということになる。今年の6月から30日以内の観光目的で入国する場合に限りビザの取得が免除されることになったので、ビザ購入で並ぶ必要が無くなったのもありがたい。

先ずは入国審査。復路便の日時を聞かれただけで、どこで観光するかなど細かな突っ込みは一切受けず、ビザフリーであっさりクリア。

入国審査を受けた後はコレ。ガルーダ国内線への乗継はバッゲージスルーとはいかないので、預け入れ荷物がある場合はターンテーブルで荷物を拾ってから税関へ向かう。税関と言っても税関申告書を渡して荷物をX線検査にかけるだけの単純なもの。

朝4時、悪徳ポーターの野郎たちはこんな朝早くにも生息してるのか!Sir, baggage, Sirじゃない!君たちの助けは要らないから近寄らんでくれ!


JALから拝借したこの地図に拠ると、入国審査の場所から見て一番奥にあるターンテーブル8の税関からスムーズに出発フロアに移動できるようだ。


Transferのサインに従って5分程歩いただろうか。ようやく突当りにある8番のターンテーブルに到着すると、無情にも「クローズ!ゴーバックプリーズ!」の声が静寂が支配する早朝の空港に響き渡る。ここのゲート、早朝は開いていないので、中央の税関を通って出てから国内線ターミナルに移動しなければならないようだ。仕方なくトボトボと来た道を引き返す。


というわけで中央の税関を通ってパブリックスペースに出て、左手方向にある第二ターミナルFゲートを目指す。いつもの通り薄暗くて気味の悪い空港を進み、国内線ターミナルのFゲートが見えたところでエレベーターに乗って2階出発ロビーへと上がる。一部の飲食店が営業しているくらいで、両替商やSIMカードの店などは全て閉まっていた。


寝床が必要な場合、中央の税関を出て左手に折れた先に、横になれるフルフラットなウッドチェアがある。素材が固くて寝づらそうだし、何より危険なのでここでの一泊はおススメできないけど、リスクを負ってでも宿代を浮かしたい方の参考として。


飛行機を降りてから30分程で国内線チェックインカウンターに到着。発券も至ってスムーズで、パスポートを渡して1分で発券が完了する。混んでいたらもう少し時間がかかったのだろうが、朝一は空港の利用客も少なかったので思っていたよりはスムーズな乗継ができた。後はジョグジャカルタ迄のフライトが遅れないかだけが心配事だ。


GA202ジョグジャ行きの座席は最前列窓側の6K。マイルは滑り込みでシルバーを狙うCZに付けた。

国内線出発ターミナルは国際線と同様にジャワの伝統的な建築様式が採れらた特徴的なデザインとなっているが、こちらも設計はインドネシア人ではなく、シャルル・ド・ゴール空港の設計で知られるフランス人建築家のポール・アンドリュー氏。

早朝で利用客が疎らにもかかわらず、カフェもレストランも土産屋も開いている。


JCBやCiti、BNI、Danamon、Mandiriなど大量にある銀行やクレカラウンジをスルーして一番奥にあるガルーダ航空の国内線ラウンジへ。

ひだり みぎ
ラウンジで流れるアザーン的音楽や周囲の人々の濃いい肌の色がインドネシアに辿り着いたことを実感させてくれる。この異国感が旅行の醍醐味だ。

ひだり みぎ
ホットミールもインドネシアテイストで、意外に充実した内容になっている。ソーセージやウェッジポテト、鶏の甘辛い味のスパイシーな煮込み、春雨の煮込み等等。チキンヌードルスープと書かれたトムヤンクン風味のスープも熱々でおいしそうだった。(腹減ってなかったので匂いだけ頂いた)

ひだり みぎ
その他、ソフトドリンクはオレンジ・アップルジュース、飲料水、レモン水、ミルクなどが揃っているが、アルコールは無し。

ラウンジは朝一という時間帯だけあって静かで居心地が良い。思わずうたた寝しそうだけど、乗継便を逃してはならないので冷水で顔を洗って気合を入れる。
ひだり みぎ
トイレにはシャワールームも一室ある。アメニティーはシャワージェル、シャンプー、櫛、歯磨きキット、ソープ程度。鍵がかかってないので自由に入れるが、タオルが無いので受付で利用申請する必要がありそうだ。

ひだり みぎ
ボチボチ時間が来たのでガルーダ空港のCAの人たちにくっついて搭乗ゲートへと向かう。国内線も搭乗手続きのエリアへ入る前に保安検査があるようで、エコレーンはかなり混雑してる模様。たが、ビジネスクラスだと混雑知らず。荷物検査もCAの方々と同じ赤絨毯が敷かれた専用レーンを使うことが出来て、ちょっとVIPな気分を味わえる。


搭乗口もジャワ王宮の建築様式風。どうせ遅延するんだろーなんて思ってたが、予定通りの時刻に搭乗開始となりました。

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