ベトナム航空のエコノミークラスでハノイへと移動

ハノイ出張は久しぶりのベトナム航空。2時間程度のフライトなのでエコノミーでも苦にならないが、ハノイの新国際線ターミナルのラウンジを試してみたいので、復路のみビジネスで移動することに。

ベトナム航空では出発24時間前からウェブチェックインと座席指定ができるようになっている。
*一部び空港ではオンラインチェックインが導入されておらず、日本では羽田発・成田発便のみ可。
*スペシャルディールのチケットクラスN, R, T, AとスーパーディールのチケットクラスU, E, Pは事前座席指定不可。
【VNのウェブチェックイン対応空港】
•プサン (PUS)
•ダナン (DAD)
•ハノイ (HAN)
•ホーチミン (SGN)
•クアラルンプール (KUL)
•プノンペン (PNH)
•シェムリアップ (REP)
•ソウル・インチョン空港 (ICN)
•ビエンチャン (VTE)
•シンガポール (SIN)
•東京・成田空港 (NRT)
•東京・羽田空港(HND)
•ジャカルタ (CGK)
•バンコク(BKK)
•台北(TPE)
•フランクフルト(FRA)
•北京(PEK)
•香港(HKG)
•上海 (SHA)

ウェブチェックインを済ませていたので、当日の発券手続きはサクサクっとスムーズに。アサインされたゲートが60番台だったので、マルコダイヤパワーでBRIDGEに突撃する。ベトナム航空利用なのにラウンジだけ使わせてもらって申し訳ない。

肩身を狭くしながらもモヒートを一杯頂き、ゲートへと向かう。ハート形のミントの葉を付け合せてくれたフィリピンのおばちゃんバーテンダー、ありがとうw

ラウンジを出てゲートへ向かうと、ゲートチェンジ発覚。それも、よりによって504という…ゲート501-510は北サテライトコンコースという“陸の孤島”にある為、メインターミナルの4階から連絡トラムに乗って向かう必要がある。60番台から500番台、それもトラムでの移動が必要な504とか…。アルコールが入った体にムチ打って全力ダッシュ。

いつものゲート500番台にいつものA321、そしていつもの遅延。ダッシュして香港空港の端から端までを横断した甲斐無く、ゲート前で待機を余儀なくされる。

ベトナム航空のA321は東南アジア、香港、中国及びベトナム国内の主要路線で幅広く使用されている中・単距離用フリートだが、なんとまぁベトナム航空は日本発着便でもコイツを飛ばしているようだ。A330のようにヘッドレストも無くパーソナルモニターやコンセントも無いA321で日本⇔ベトナムのフライトはかなりシンドイかと。

こちらは公式サイトから拝借したA321のシートマップ。C/Yの2クラスで、単通路型。Cは2+2=4、Yは3+3=6という座席配列になっている。非常口席は184席仕様だと15列と28列、178席仕様だと14列と27列にあり、その後ろの16Dと29D(184席仕様)、15Dと28D(178席仕様)は足元が広くなっているが、残念ながら事前座席指定をする時はブロックされていた。

さて、汗も乾いた頃にようやく搭乗開始となるも、一部の乗客が変更前のゲートから向かっている途中とのことで、無情にも更にディレイとなるという悲報がアナウンスされる。汗だくになってまで全力ダッシュした自分、涙目。

搭乗率は80%程度といったところか。仕入れ業務の帰りなのか、大量に物資を抱え込んだベトナム人ばかりでオーバーヘッドコンパートメントに空きが無く、貴重品以外はしぶしぶ機体後方に荷物を置くことに。


シートピッチ。LCCのA32よりは座席数が若干少ないが、お世辞にも「ゆったり」とは言えない。ただ、エコノミーにしては厚手でしっかりしたシートになっていて、座り心地は決して悪くない。


もちろんパーソナルモニターなんて気の利いたエンターテイメントシステムもなく、巡航高度に達して水平飛行になった時にギュイーンってモニターが降りてくる。当然ながらチャンネルの変更は不可で、英語字幕付きのチープな中華ドラマが機内一斉放映されている。

モニターが降りて暫くすると、素っ気ない態度のCA(男)によりドリンクと不織布のおしぼりが配給され、続いて直ぐに機内食がやってくる。メインはビーフかポークで、サラダにフルーツ、パンが付いてくるフル規格仕様。一品一品が質素で料理らしい料理はメインくらいしかないが、2時間のフライトにしては十分すぎる内容だ。更に食後にはコーヒー・お茶のサービスもある。

しかし、私が頼んだ甘辛ソース和えのポークは甘ったるすぎて、残念ながら完食できず。しかも、ポークと名乗ってる割にはポークは小さな塊が幾つか申し訳程度に入っているだけという。ベトナム航空のエコ飯は結構好きだったんだけど、今回は思いっきり外してしまった。


食後は睡魔にやられ、気付いたら紅河デルタの中心まで飛んでいたようで、窓の外には零細農家による自家消費用の水田が一面に広がっている。


定刻から40分程遅れてノイバイ空港の新国際線ターミナルに到着。早くホテルに移動してまったりしたい!

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