【悲報】キャセイのマルコポーロクラブが改悪

遂に来たどー、2016年4月15日よりマルコポーロクラブの規約が改定されるのだと。新たなポイント方式が導入されることでステータスの獲得方法が変わる他、特典内容も一部変更になるそうな。ある程度予測(覚悟)できていた内容とはいえ、予想を上回る改悪ぶりに愕然としてしまう。

先ずはポイントの獲得規約に関し。前々から噂されていた通り、長距離便ファーストクラス・ビジネスクラスで金をバンバン落とす優良顧客が優遇され、V専問のエコトラベラーに思いっきり大鉈を振るうような変更内容になっている。VクラスJFK3往復でもシルバーを与えない反面、同路線ファーストクラス4.5往復でダイヤモンドとか、V専門客への当てつけと富裕層への媚が露骨すぎぃぃぃぃ。キャセイの会社方針にケチつけるわけではないが、内容だけ見ると殿様商売と取られてもおかしくないし、方針転換としては急すぎやしないかと。富裕層を取り込んでいけるという自信の表れなんだろうが、古株上級会員であってもエコ専貧乏ユーザーなら長年のCXへのロイヤリティー関係無しにバッサリ切ってしまう内容だからね。「マルコポーロクラブ、新たなステージへ」と題されたメールの中では美辞麗句が並べられていたが、ユーザー目線で言えば改悪そのもので、冷酷な改革だと感じてしまう。

【予約クラス・飛行マイル別の獲得ポイント(片道)】

香港―JFKのファーストクラス往復だと280ポイントなので、4.5往復でダイヤモンド達成。片や超近距離の香港―ハノイのVクラスでは往復で10ポイントしか稼げず、ダイヤになるには120往復という途方もない搭乗数が必要になる。今までは超近距離でもVクラス40往復で済んだのに…。これでは「あんたのような金離れの悪い貧乏客は要りません。」と通告されてるに等しい改悪内容で、多くのVクラス戦士たちが離反していくことだろう。エコ専DM掃討作戦と銘打ってもいいくらいの大改正だ。

それぞれのフライトで獲得できるクラブポイントとアジアマイルはCXオフィシャルページの計算機を利用あれ。
現時点までに貯めたマイル・セクターのクラブポイント相当数は、マルコポーロクラブの会員口座で確認することができる。

小生の場合、今年の会員年度は2015年2月28日~2016年2月29日(意地悪な事に、2015年2月最終日でカットアウトされた!!)。ここ数週間で巻き返し、49,459マイル・55.3セクターまで数字を積み上げたのだが、これをクラブポイントに換算したら830クラブポイントになるらしい。

次に、各ティアに解脱する為の資格要件を見てみよう。830クラブポイントはどの程度のものなのか。
【各ティアの必要ポイント数】

・グリーン:100クラブポイントまたはUS$100
・シルバー:300クラブポイント
・ゴールド:600クラブポイント
・ダイヤモンド:1,200クラブポイント

830ポイントって結構やるじゃん。そんなに獲得できてる実感が無いのだが。いずれにせよ、座席保証が正規料金のみになってしまったので、無理な修行をしてまでゴールド以上のステータスを保とうとは思えなくなってしまった。JGC身分でラウンジに入れるし、正直ゴールド以上のベネフィットに有難味を感じられん。

【特典内容の変更】
ステータスの獲得条件変更に伴い、特典内容も一部変更されている。一番デカいのはギャランティシートの規則改定だろう。ゴールドとダイヤモンドの座席保証資格自体は残るものの、正規運賃でのみ適用可能と来たもんだ。何が悲しくてIより高いYを買わねばならんのだい。
いつでもVクラスをねじ込める安心感がキャセイ上級会員の最大の魅力だったのに…短距離Vクラス専門ダイヤ会員を完全に見限るようだ。

その他、特筆すべき変更点として、ティアの中間特典なるものが新たに追加されている。一定のポイントに到達することで頂ける追加特典のような物のようだ。

SPGのように、最上級ステータス獲得後の特典を欲してた自分には朗報。1,000ポイントでアップグレード×4は有り難い。でも、これだけの為にポイント数を追い求めようとは到底思わない。

やはり個人的にはデメリットばかりの規約改定となってしまった。もちろんユーザーとしてはキャセイ側の思惑も十二分に分かるし、今回の決定に従った上で今後の利用状況を決定していくまでだ。マルコに残留するにせよ他社に移籍をするにせよ、今年いっぱいには今後の方針を決定したいと思う。

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コメント

  1. 匿名

    魅力無し。楽天のプレミアムクレカで香港のラウンジ無料サービスで十分。
    しかも、海外保険付帯。年会費一万円。世界のラウンジが無料サービス。

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