シャングリラ天津 クラブルーム宿泊記/Shangri-la Tianjin

本日はシャングリラ天津へと移動。といっても今回はナイトクラブの天津Shangri-La SECRET CLUBではなく、香格里拉ホテルの方。2日間お世話になったシェラトン天津からタクシーで15分、河東区の海河沿いに建つシャングリラに到着した。天津浜海国際空港からタクシーで約30分(50元)、天津駅から約10分(15元)と、出張で来るにはアクセスが良く便利な位置にある。北京からの移動の場合には車で2時間~3時間かかるが、ホテルによるピックアップサービスも有り。アウディA6で1800元、BMW7で3000元となっている。


メリディアン・チェンマイみたいな外観のシャングリラ天津。2014年8月8日にオープンしたばかりでオープンから1年も経たないホテルで不安もあるが、さて如何に。


車寄せでタクシーを降りると、ベルがすかさずスーツケースを持ってホテル内のレセプションへの案内してくれた。なかなかに手際の良い対応で好印象。

ひだり みぎ
ロビーでは、いかにもシャングリラっぽいギラギラシャンデリアや巨大絵画が高級感を演出。アパートメントルームもあるそうで、朝食込みのワンルームで賃料が月12,500元(25万円)~となっているそうだ。現地物価からしたら相当な家賃だが、それでもオープンから1年未満なのに入居率はすこぶる良いらしい。夢だよなぁ、シャングリラでのホテル生活とか。

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今回はクラブルームの予約なのでチェックインは32階のラウンジで。スタッフは総じて若く20代から30代で、女性も男性もすっごく爽やかで対応が丁寧。手続き中も終始笑顔で対応してくれて、歓迎の気持ちを伝えたいという一生懸命な姿勢が伝わってきた。良い意味での仕事に対するプライドも持っているし、非常に好印象。やるなー。

ラウンジではちょうどディナー(カクテル&カナッペ)が始まっていたので、ちょいとつまんでいくことに。
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から揚げやサモサ、春巻き、イカリングなどの酒の肴に合いそうな揚げ物や点心などの蒸し物がメイン。

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このサーモンサンドイッチのバンズがフワフワで美味い。

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飲み物は各種ハードリカーや青島ビールにカールスバーグなど一通り揃っていたが、昨晩の会食でしこたま飲んだので今晩は休肝日に。ディナータイムは毎晩17:30-19:30、朝食は06:30-10:00に供される。これらの時間帯以外で06:30-23:00の間は開いていてお茶やコーヒーが飲める。個人的にはもう少しディナーの時間を延ばしてほしいところ。私以外に利用客がおらず、料理がほぼ手つかずのまま余っていたのに、19:30にはきっちりと料理が片づけられてしまった。スタッフのまかない料理になるのかな。

軽目のディナーを頂いた後は部屋へと移動。

Horizon River View Roomで広さは48㎡。スライムみたいな形の石細工や芸術性のある壺なんかが展示されていてアート性が高い。


ただ、ベッドの後ろのアート(?)はカビが生えてるみたいでちょっと頂けない。きっと何か高尚なモチーフに基づいて創られた芸術作品なんだろうけど。

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ウェルカムレターにフルーツ。

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シューツリーまで用意されてるホテルは初めてだ。バスアメニティはシャングリラオリジナル。クラブルームでもロクシタンじゃないんか。ミニバーはしょぼかったけど、ラウンジで飲食できるので良しとする。

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水回り。バスタブは広くて深くてしっかりと入浴できる大きさになっている。

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独立したレインシャワーブースとトイレも有り。ここらへんはやっぱり開業間もないおニューなホテルの為に清潔で非の打ちどころがない。

何より気に入ったのは床から天井まである巨大なフルハイトの窓からの展望。31階という高総会だけあって見晴らしが抜群で、海河沿いの石畳の通りに立ち並ぶ天津のコロニアル様式の建築物やにょきにょきと生えるように建つガラス張りの高層ビルが一望できる。

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夜には川沿いで花火が打ち上げられていた。

部屋だけでなく、ホテル内施設も真新しくて快適。
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プールはジャグジー、サウナ、スチームルーム付き。


翌朝の朝食。ラウンジでも食べれるが、先ずは一階のコンチネンタルブレックファスト会場に行ってみる。昨日はプールでもラウンジでも殆ど滞在客の姿を見なかったのに、朝食会場は意外と混んでいる。土曜日だからゲスト客も多いのだろうか。

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ヌードルバーはある、エッグステーションもある。点心やお粥、揚げパンなどの中華もある、と最低限は揃っている。でも一点一点の料理のクオリティに関しては平凡で感銘は受けず。卵料理なんかは混み過ぎてるのにクックが1人しかいないので永遠にオーダーできないくらい人が殺到してたし。周りには手持無沙汰のウェイターもいるんだから、先にリクエストを聞いて出来上がったら机に運ぶくらいの気遣いもあってもいいもんだが。


こちらは面白そうな漢方薬酒(?)。ちょこっと試飲してみたら怒られた。大陸の北の人は体も声もデカくて、怒る時の迫力が南方人と違くてちょっとたじろいだ。飲んじゃいけないならビュッフェ会場のテーブルに置かないでくれよ。

結局、混雑を避けてクラブラウンジで朝食を摂ることに。
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一階のレストランには無いラウンジ特別朝食メニューとして、オムレツやエッグベネディクト、シナモンフレンチトースト、お粥、ワンタンスープ、バターミルクワッフルなんかをオーダーできる。

エッグベネディクトはもう少し創意工夫があれば面白かったんだが。普通にマフィンの上にポーチドエッグが載っただけのオーソドックスなものが出てきた。平凡レベル。

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でもディルマのお茶が美味しかったのとお茶を淹れてくれたスタッフが可愛らしかったので許す(笑)。

部屋の居住性も高くてラウンジの居心地も良い。朝食会場はアレだったけど、香港と比べると宿泊費も格段に安いし、家の近くにあったら毎週末でも現実逃避の為に泊まってしまうかもしれない。天津滞在時にはSPG修行も兼ねてシェラトンとウェスティン、セントレジスをローテーションで泊まるようにしていたが、次からはシャングリラを本命にもってこようかと検討中。

シャングリラ天津(天津香格里拉大酒店)


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・住所:天津市河東区海河東路328号
・TEL:022-84188888



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