アンティーク“風”製品が並ぶスラバヤ通り

ハイアットでチェックインを済ませ、有名な骨董品市場のあるスラバヤ通りに行ってみることに。ゆーみんの「スラバヤ通りの妹へ」で名前だけえも聞いたことがあるという方も多いのではないか。


鉄道のチキニ駅近くのスラバヤ通り。観光ルートにも組み込まれるほどの有名な骨董市になっている。

このスラバヤ通りの直ぐ隣を水路が走ってるんだが、これがまた臭いこと臭いこと。

どうです、これ?東莞でも鼻がもげる思いをしたが、ジャカルタの異臭も東莞に対して一歩も引けを取らないレベル。更に驚くのは水路のすぐ横に民家が並び食堂まであるという…ヘドロビュー・ヘドロスメルの食事処。食品衛生法とかって無いのだろうかといつも思う。

古めかしい鋳物やいかにも年代物といった感じのする陶磁器などの骨董品を扱う小さな店舗がひしめき合っているが、中には偽物スーツケースや中古のゴルフ用品なども紛れ込んでいてガラクタ市のよう。

ひだり みぎ
間口1m程の店がダーーーーって切れ目なく500mくらい並んでいる。中には本物の骨董品もあるのだろうが、一見した感じ、大半は骨董品風に作られたとチープな代物ばかり。


店内や軒先にお店の人がやる気無さそうに座っているが、中国のようにガツガツ売込みをしてこないので気軽に買い回りすることができる。むろん、「見てるだけ~」と言っても問題無い。あっさりしたものだ。

ひだり みぎ
ランプ、木彫りトペン、人形、ブロンズ製品、磁器など、様々ななんちゃってアンティーク品が雑然と売られている。殆どの店員も商品の出所を把握してなくて「これはランプ」とか「これはスプーン」など見たまんまの説明しかできないので、もしかしたら本物のアンティークの掘り出し物が安価で混じっているかもしれない。


いかにもそれらしく仕上げているが、ほとんどがアンティーク風。


オバマ…

ひだり みぎ

ひだり みぎ
まぁ確かに観光客を意識してだろうが、インドネシア土産になりそうっちゃなりそうな物も数多い。


ふらりと入り込んだお店の主のおばちゃん。なんかインドネシアの縁起物でもあればと思っていたところ、ゴソゴソとガラクタの山山積みにされた商品の中からおすすめ品を取り出してくれた。パプア産の木を使用して作ったパプア土着宗教の守り神だという。うそだよ、ぜったいそこらへんの木をくり抜いてアンタが作っただろう!とも思ったが、手ぶらで帰るのもなんだったので、しっかり値切ってから購入。


じゃん。今日買ったお品。新聞紙に包まれた守護神。


激しく要らねー。というか使う場所がない。でも処分しようものなら祟られそうだし、やっぱり守護神として壁に飾りかけるべきなのだろうか。買ったからには守り神としての効果があると期待したい。

ひだり みぎ
飛び出た目と分厚すぎる唇がなかなかの迫力。バリの仮面舞踊劇用のマスクみたいだが、顔は確かにパプアっぽい。でも何でこんなの買ってしまったのか、自分の行動ながら理解に苦しむ。頃合い見てなんでも鑑定団に出したろか。

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