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中国南方航空のスカイパール倶楽部


広州ベースの中国南方航空、なんともだっさい田舎町のローカルエアラインといった感じのネーミングだが、中国では言わずと知れた国内最大手の一つ。でも南方航空を利用してもマイルはデルタに貯めるってパターンが多いのだろうか、南方航空のスカイパールクラブに関する日本語情報は余り見かけない。実際、チェックインカウンターでもデルタ雨金を振りかざしているオジサンをよう見かけるし。まぁ確かにスタッフの対応なんかもアレだし、遅延も頻発…国際舞台ではマイナーなのも十分に頷ける。中国人以外で敢えて南方航空をメインにもってくる人は余程の物好きぐらいしかいないのだろう。

それでもやっぱり広州からのネットワークの広さは魅力。今年は広州での仕事が増えることから否が応でも広州ベース南方航空に頼らざるを得ない状況になりそうなもんで、去年10月に改定されたCZのマイレージプログラムに関してちょっくら調べてみた。


先ずはマイルの溜まり具合。いや、「マイル」という世界のエアラインのマイレージプログラムの常識に標準に迎合しないあたり非常に迷惑な話なのだが、南方航空ではどうしてかキロを基準にしているので、正確には「キロ」の溜まり具合。スカイパールクラブのマイル規定は2014年10月26日に改定されたのだが、これがビジネス・ファースト乗りには改良された内容になってて、国際線ファーストクラスと国内線のプレミアムファーストクラスなら350%のマイル実績がガッツリ貯まるので、あっという間に上級会員に上り詰めることができる。例えば、先日のファーストクラス(国内線ビジネスクラス相当)を利用した北京出張だけで5,724×2=11,448キロが溜まったという。たかが3時間程度のフライトなのに…しかも、マイルよりキロ表示の方が沢山溜まった気になるというwww

南方航空はスカイチームに所属しているので、もちろん、デルタやガルーダ、KLM、エアフランス、チャイナエアライン、大韓航空、ベトナム航空などのスカイチーム他社便でもマイルが貯まる。
スカイチーム他社便のマイル加算率はこちら

では、上級会員となる条件は?

入会時のベースレベル⇒シルバー⇒ゴールドの3段構成で、シルバーがスカイチームのスカイチームに、ゴールドがスカイチームエリート+にそれぞれ相当する。
達成条件としては1月1日~12月31日の間に40,000Km(≒24,860マイル)もしくは20セクターでシルバーに、80,000Km(≒49,720マイル)もしくは40セクターでゴールドに昇進する。広州⇔北京の国内線ビジネスクラス(Fクラス)で5往復しただけでゴールドになってしまう計算だ。キャセイだとファーストクラスでも150%のマイル加算のところ、南方航空は200-350%、キャセイだと125%のビジネスも南方航空なら100-250%。大変な太っ腹であり、数字以上にハードルが低く感じられる。謝謝。

敷居が低い分、特典もしょぼいのだろうか。続いて、会員ティアごとの特典を見ていこう。

キャセイとは違いシルバーには15%の、ゴールドには30%のボーナスマイルが付与される(このボーナスマイルはCXでいうところのアジアマイルで、会員ステータス用のキロ数には加味されない)。ギャランティーシートはエコノミーのフル運賃の保証なのでV保証のキャセイと比べれば激しく劣る。ラウンジはシルバーから。後は、広州での日を跨ぐ乗継がある時の無料トランジットホテルもシルバーとゴールドは4つ星~5つ星を用意してもらえるとのことだ。もちろん、優先チェックインや優先搭乗もあるし、荷物検査の醜い行列もプライオリティーレーンで回避することが出来る。会員への扱いも、以前にシルバーだった頃には結構丁重に扱ってもらえたし、搭乗日前日とかにビジネスクラスへの有償アップグレードオファーなんかもちょくちょくあった。ホーチミン⇒広州のエコからビジネス席のアップグレードがRMB600だったかな、当時。A320のライフラットで食事もしょぼかったけど、CAが中華美人で凄く良く接してもらったのを覚えてる。なんで、国際的には評価の良くない南方航空だが、個人的にはそんなに悪い印象を持っている訳ではない。

特典航空券のキロ消費数はこちら。

上が国内線、下が国内線の片道航空券の必要マイル数。往復の場合は単純に×2を消費するだけで済むので使い勝手は良く、広州⇒上海⇒大連⇒広州なんて組み合わせも自由自在。

全体的に特典航空券の消費キロだけ見ては余りお得感を感じないが、ファーストクラスのポイントブーストやら上級会員ボーナスがあるので、上級会員+ビジネス以上の場合にはザクザク「キロ」が貯まるので見た目以上にお得感がある内容だとは思う。

【国内線の例】
広州―上海Y=12,000(≒7,458マイル) C=24,000(14,916マイル)
広州―北京Y=15,000(≒9,322マイル) C=30,000(≒18,644マイル)

【国際線の例】
広州―ハノイ Y=20,000(≒12,430マイル) C=30,000(≒18,644マイル)
広州―成田  Y=28,000(≒17,402マイル) C=42,000(≒26,103マイル)

これなら国内線のビジネスクラス利用が一番お値打ちか。広州⇔北京はA380やB787-8なんかも毎日複数便飛ばしちゃってるし、北京へのビジネスクラス利用に突っ込んでいくのが一番お得かな。上級クラスに乗って上級会員になればある程度はオイシそうだし、今年はキャセイのダイヤを維持しつつCZの搭乗回数を増やしていこうかと。

【お役立ちリンク】
マイル計算器。出発地点と到着地点を入力するだけで各チケットクラスの獲得マイルが算出される便利なツール。

【その他】
累積距離有効期間:36か月。

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