あっ、SPGのカテゴリーが改正されてる

今さらながら気付いたのだが、3月10日から2015年度用の新カテゴリーが適用されている。SPGは無料特典も宿泊実績にカウントしてくれるので、アワード宿泊の必要ポイント数を左右するカテゴリーチェンジには敏感になってしまう。

今年のカテゴリー改定の内容を見たところ、全SPGホテルの約22%にあたる275のホテルのカテゴリーが改定され、その中の140がカテゴリーダウン、135がカテゴリーアップとなっている。
総合的に見たらカテゴリーアップのオンパレードとなったマリオットと比べるとフェアであるようだが、アメリカでは94のホテルがアップになっているのに対し22のみがダウンになっているので、メリケン涙目の改正内容になっているようだ。アメリカ人様お得意のクレカ消費で貯めたポイントを使ってアワード宿泊にガンガン費やしているから対策されたのだろうか。フォーポイント サンホゼ シリコンバレーやアロフト デトロイトなんてカテゴリー2から4への二階級特進を果たし、週末3,000ポイントだった無料宿泊が10,000まで改悪されている。アジアではカテゴリー1~2が定番のフォーポイントやアロフトでカテゴリー4って…アジア担当で本当に良かった。ご愁傷様。

で、気になるアジアパシフィック地区はどうなっているか、と。
34のホテルがカテゴリーダウン、23がアップといった内容になっている。

【アジアパシフィック地区でカテゴリーアップとなったホテル】
SPG-2015-3-10up
ローヤルティートラベラーの画像を参照させてもらう。23のアップされたホテルの内、19が中国・インド・インドネシアに集中している。シェラトンの上海外高橋はカテゴリー1で重宝していたのだが、カテ2に改正されてしまっている。他に泊まったことのあるホテルで言えば、プラザ アテネ バンコク ロイヤル メリディアンとメリディアンジャカルタがそれぞれ3から4にアップされている。バンコクは幾らでも代わりがきくので影響ないが、ジャカルタはなぁ。6月オープンのウェスティンもカテ4-5だろうし、ラグジュアリーコレクションもカテ5、カテ2のシェラトンは市街地から離れた空港横だし、メリディアンは3で据え置いてほしかった。

【アジアパシフィック地区でカテゴリーダウンとなったホテル】
SPG-2015-3-10down
こちらも34の内、28が中国とインド。まぁホテルの絶対数が多いんだろう。シェラトンの厦門と東莞が3から2になって週末に3000ポイントで泊まれるようになったのはかなり良心的な格付けかと思う。あとはインドのジャイプルにあるラグジュアリーコレクション。ラグジュアリーコレクションなのにカテ1とか、逆に行ってみたい。

こうしてみると実害はジャカルタくらいだし、全体的には改良アップデートになってるかな、という内容。東莞で飲まされた後に特典でシェラトン泊という流れが多くなりそうだな、こりゃ。

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