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五行山経由、バイタクでホイアンからダナンへと戻る


さて、いよいよホイアンとお別れだ。
昨日の観光で利用したバイクタクシーのおっちゃんが200,000ドン(800円)でダナンまで連れて行ってくれるという。ダナン空港からのタクシーが500,000ドンだったことを考えると…頭の中で電卓をたたく。五行山にも立ち寄らせてくれると言うし、途中好きなだけバイクを止めて写真撮影できることと彼が若干の英語を話せることを考えれば良心的な価格だと判断し、お願いすることに。何より、彼の誠実な人柄は昨日数時間行動を共にした中で分かっている。ただ、自分、スーツケースありまっせ。そう伝えると神妙な面持ちになり、暫し考えた後、「ドントウォーリー!アイ ハブ ア ロープ。」と…

約束は09:00ホテル前。15分前にホテルエントランスに向かうと、満面の笑みでロープを握りしめた手を振る彼の姿を発見。超が付くほど時間にルーズなのがベトナム人の特徴その1だというのに、まさかの15分前行動。逃げられたら困るので早めに来て見張ってたのだろうか。


再開の握手をした後は、おもむろにロープを取り出し、スーツケースをバイクに縛り付けるオッサン。幾ら機内持ち込みできるサイズだとはいえ、大丈夫か?怪訝そうに見守る私に彼のバイタク仲間が群がってきて、口をそろえて「ドントウォーリー」と言ってくる。表情から私が心配をしているのだと察知したか知らないが、何この展開。あんたたち、どっから湧いてきたんだい。まぁでもしょうがない。スーツケースが走行中にすっぽ抜けないようにロープできっつきつに十字に縛り付け、問題が無いであろうことを念入りにチェック。そして、バイタクの運ちゃん仲間達に見送られながらホイアンを後にする。バイタクの運ちゃん仲間、数分前に会ったばかりの他人だが、なんか憎めない人たちだったな。


ホイアンの水田地帯を走り抜ける。

ひだり みぎ
マーブルマウンテンに近くにつれ、メインの幹線道路沿いにはたくさんの石造 仏像やらの彫り物が並ぶ。


これ?いや、五行山は海岸沿いの平地に切り立った五つの山の総称であり、この山はその内の一つだと。確かに、ノンヌォック・ビーチから歩いて行ける程の距離にニョキっと唐突にそびえる5つの山が確認できる。これは現地の観光ガイドに載っていた情報だが、五行山は大理石でできた5つの連山からなり、儒教の陰陽五行説に則ってそれぞれ木山、陽火山、陰火山、土山、金山、水山と名付けられているそうだ。阮朝の第二代皇帝であるミンマン帝が五行山に立ち寄った際に名付けられたとされているが、この五連山ネタ、思いっきり西遊記のパクリじゃん。


これが今回登ることになった水山。標高100m程のこんもりとした小ぶりな山の中腹に五重塔なような建物が突き刺さってるのが見える。やっぱりその名の通り山腹には仏教寺院なんかもあるようだ。

ひだり みぎ
山の玄関口にはマーブルの工芸品の土産物屋や石像の工房がびっしり。うちの店の品を見てくれ!と色んな所から営業の声がかかるが、ハッキリ言ってどこも同じ物を売ってるようにしか見受けられない。庭に置くような巨大な石像はそれなりに芸術性が高く見応えもあるのだが、持ち帰れるような手頃な物は、彫が稚拙で論外の物ばかり。

ひだり みぎ
仏像にキリスト像にホーチミン像などなど。

ひだり みぎ
頂上付近には階段(写真左)か有料エレベーター(写真右)で登ることになるのだが、今回は運転手を待たせていることもあり、手っ取り早く昇れるエレベーターを選択。ウェイティングタイム込みでVND200,000と念押しはしてきたが、待たせすぎるとゴネる為の材料を与えてしまうことになるので、パッと昇ってパッと降りてくることに。


標高は100m程度とはいえ、周囲に妨げるものがないので見晴らしは良い。海岸線が広がり、小高い山があって、寺があって、観光地化されていて、と。なんだか江の島みたいな場所だなぁ。


反対側。五行山を成す連山が見える。


七重の塔。

ひだり みぎ
寺院や大仏が安置されて、地元の人々の参拝場所にもなっているようだ。

ひだり みぎ


洞穴内にも宗教的な祠があるそうな。冒険心を燻られる。

ひだり みぎ
自然洞穴を利用して必要な部分は岩を彫って祠のスペースが確保されている。洞窟内は迷路のようで上下にいろんな道に分かれて、そのところどころに、ちょっと怖い神仏などが隠れていて、お化け屋敷感覚(失礼)で面白い。


チャム族の彫刻もある。五行山がもともとはチャム族の信仰場所であったことが偲ばれる。


釈迦如来。洞窟の天井の割れ目からスポットライトのように差し込む蒼い光に照らされていて神々しさアップ。自然の織りなす神秘的な光景は観光客誰もが息を呑むほどで、まるで天上からのパワーが降り注がれている様な気分になれる。中々のパワースポットだ。

他にも洞穴が幾つかあったようだが、炎天下の中を山の中腹でアップダウン繰り返してたら汗だくになってしまったので、下山してホテルに向かうことに。エレベーターまで向かうと、扇子やハンカチで猛烈に顔を扇ぎ列を成す中国人団体客の姿が。これは嫌な予感。一人日影の置かれた椅子に涼しげに腰かけてるスタッフに聞くと、マシン ブロークンだと。アンタ何のためにいるんだw暑そうに待ってる中国人にも教えてやれよwww可哀想なので中国人団体客にもこの残酷なお知らせを伝えると、「はぁ!?ふざけんな!なんでだよ!」って。唾飛ばしながら捲し立てられる。炎天下で放置プレーされてたんで親切心から伝えてやったのに、ワシに怒らんでくれたまえ…やっぱり触らぬ中国人に祟り無しだ。

しょぼしょぼと最後の気力を振り絞って急勾配の階段を下る。

降りきった先から見上げる階段。段がばらばらだったり地面もマーブルだからか滑りやすいので、歩きやすい靴で来られた方が良いでしょう。また、水も必携。一度エレベーターで上まで昇ると売店が無かったので、麓で水を調達してから昇られたら宜しいかと。ボトル一本5000ドン(20円)でした。

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