シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

香港国際空港行きフェリーのファーストクラス…


さて、今回、訳ありで珠海から香港国際空港に直接乗り入れるフェリーに乗船することになった。今日はやけに霧っぽいので濃霧を理由に欠航の恐れがあったが、何とか運行してくれるようだ。


珠海の九州港。タイに向かう大陸人団体旅行客が多数、一階のフロアを占拠してて、BOSE無しには耐え切れないほどのノイズレベル。どうして当地の人間は近距離でもああも大声で喋りたがるのか。

ここ九州港から香港空港行き便は09:30、12:40、15:30、18:00の一日四便で、所要時間は50分。 香港内での移動も無く空港のチェックインカウンターに移動できるので、時間が合えば非常に楽な移動方法である。同様の空港乗り入れ便は珠海以外にも中山、虎門、深セン福永、蛇口、マカオの港で運行しているので、小生も頻繁に利用しているが、珠海からの乗船は久方ぶり。

珠海からの船は3クラス機材となっているようで、エコノミーとファーストクラス、VIPで分かれている。運賃はそれぞれHK$350、HK$440、HK$475となっていて、もちろん香港ドル相当額の人民元でも支払可能だ。このうち、HK$120は税金として香港空港で還付されるので貰い忘れ無いよう注意。チェックイン時に税金還付の交換券を貰い、荷物検査後の窓口で交換券と引き換えにHK$120を受け取ることができる。


チケット。ファーストクラスの中国語は頭等。本日の機材は海弛A。チケットを買った後は隣のカウンターでチェックインを行う。飛行機のチケット(電子版も可)チェックがあり、航空券の予約が完了していなければここではじかれる。パソコンで搭乗名簿が確認できるようになっているので、架空の予約は通用しない。前回、間違った予約情報を伝えてしまったところ、「搭乗名簿に名前が無い」と突っ返されたので、流石にしっかりとチェックをしているようだ。


こちらが本日の機材。画像はオフィシャルサイトから。客室は2層になっていて、2階がファーストクラスとVIP席、1階がエコ席となっている。

乗船開始時刻は出発30分前の09:00。濃霧の影響かなかなか乗船開始のアナウンスが入らないので、九州港で飯にする。
ひだり みぎ
定番のKFCと黄色いトラックスーツを着たブルース・リー印の真功夫。因みに「功夫」とは中国語でズバリ、カンフーの意味。マックやKFCばりに広東省ではよく見かけるファーストフード店である。キャラクターに起用しているブルース・リー風の男のロゴマーク、肖像権違反にはならないのかと思うほど、どうみてもブルース・リーなんだよなぁ。


セットメニューは大体が20元~30元程。別にカンフーをモチーフにしたテーマレストランというわけではなく、店の内装からメニューの内容まで普通の中華快餐。

ひだり みぎ
2階には他にも簡単な土産屋やコンビニ、カフェ、本屋などもあり。OK便利店っていかにも大橋巨泉と関係のありそうなネーミングだが、多分サークルKの大陸版。

一階にもどり、エスカレーター脇の店で生絞りのキャロットジュースを飲んでいると、乗船開始のアナウンスが始まった。これから出国手続きを済ませ、荷物検査を受けてから乗船する流れだ。この荷物検査がギャグで、一応X線検査装置があるのだが、係員はモニターよりも乗船客の顔を見て判断しているので、外見的に怪しい奴らだけが片っ端から鞄を開けられている。そんな荷物検査を受けた先には申し訳程度の免税店があったりして、中国人が免税範囲を遥かに越える量の酒を買い込んでいる。


外に出ると、凄まじい濃霧に閉口する。ほんとサウナの中にいるというか、この季節の華南地区の湿気は強烈で、朝起きてみると鏡や浴槽が水浸しになっていることもしばしば。じめじめしてカビも生えやすいし、毎日朝起きて憂鬱になるような最悪の天気が続いている。


乗船、2階のファーストクラス席へ。これ、エコノミーと然程変わらないんじゃないっすか!しかもファーストクラスだからといって優先搭乗などは無かったし。


シートがほんの気持ち程度良くなっていて、座席間隔がほんの気持ち程度広いくらい。


どうやら蓋付きのゴミ箱の斜め後ろに座るのが吉のようだ。


VIPは個室を4-5人でシェアする形になっている。他人と一つの空間をシェアすることになるので相席になった相手次第で吉にも凶にもなるだろうが、スペース的にはファーストクラスより格段に広い。


09:30出航に対し、10:20にようやく出発する。でも濃霧で視界が悪いために徐行運転が続く。


出航から15分程でお飲物と軽食サービスとなる。まぁエコノミーとの運賃差HK$90なので期待はしなかったけどさ…でもこれでファーストクラスを語っちゃいけないでしょう。せめてプレミアムエコノミーとかの名前に改称すべき。


下船時も優先扱い無いし。多分急いでいたのであろう、流石に白人のキレて何でファーストクラスを先に下船させないんだ!と真っ赤な服着た係員に問いただすも、ぶっきらぼうにI DON’T KNOW!!と。まぁそんなもんですわ。

【ファーストクラス特典】
・優先乗船下船 ×(香港の港澳埠頭・中港城発着便は優先下船があったはず)
・ファーストクラス利用客に対する係員の手厚いサービス ×
・シートが気持ち程度ゆったり ○
・バナナと菓子パンに水 ○

まぁエコ席との運賃差を考えればしょうも無い気がするが、ファーストクラスを謳ってるんであれば、もう少し高くなってもエコとの差別化をしてほしい。これじゃあファーストクラス詐欺ですよ。

Related posts (関連記事):

銀河ホテル
今回の上海滞在時は中山西路の銀河宾馆(ギャラクシーホテル)に宿泊。『ドラゴン』 や『発財』、『やめて』と並んで『銀河』も中国人がやたらと好きな単語の一つです。 紅橋空港まで車で15分と、フライト...
行貨(正規品)か水貨(個人輸入品)か…@先達広場
日本から持ち込み、中国で脱獄をして4年以上も使ってきたiphoneがいよいよもって不調を来し始めてきたので、久方ぶりに携帯電話を買い替えることに。向かった先は香港のMTR旺角(モンコック)駅近くの先達...
帝政ロシアによる都市計画の名残り 大連・中山広場
大連の中山広場はかつて日本の統治時代には大広場と呼ばれた大連を象徴する場所であり、どのガイドブックにも載せられる大連の定番観光スポットだ。 大連国際貿易中心ビルの展望室から撮られた写真を見...
B級感あふれる上海博物館
本日は久しぶりに上海でゆっくりできる日曜日を迎えられたんだけど、疲れすぎて何もやりたくない重度の社畜症候群に見舞われたので、宿泊先近くにある上海博物館でゆるーく暇潰しするこ程度の活動に控えることに。 ...

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする