着きごこち、さわやか! 深夜便CX524で日本へ帰還

日本から不測の緊急招集がかかったため、広州での仕事を切り上げてマルコに電話。ダイヤモンドの座席保証ベネフィットの威力も及ばない当日アタックとなってしまったが、余裕のよっちゃんでCX524の座席確保に成功する。
広州空港へ移動して22:15発KA789で香港へ飛び、01:05発のCX524に乗り継いで香港⇒成田へ。そのまま京成高速バスなり上野経由成田エクスプレスで東京駅まで移動して同僚と合流⇒けっこー重要な打合せという旅程になった。つい3日前に日本から中国に戻ったばかりなんだが…
流石にこれは死ねるので今回はビジネス席に甘えさせてもらうが、CX524ってリージョ便だよな確か、772だっけ。全部改装終わったのかな。マルコに聞くと、やっぱり機材はB777-200と言っている。日中フライトだけならリージョもありだけど、新新リージョでもリクライニング角度が甘いんで単距離とはいえ夜行便にこれ回されると萎える。機材変更でシラスカモン!

ちょっと早く着いた広州空港。新年の飾り物がそのまんまなのはご愛嬌。

ブリーフィングが長引いていてチェックイン開始が遅れてる。外から見てると井戸端会議にしか見えないんですがね。


カウンターの隣で空港スタッフによる杜撰な荷物ハンドリングの現場を目の当たりにして驚愕。荷物の持ち主に個人的恨みでもあんのかと思うくらい酷い扱いで、落とす投げるは当たり前、重そうなやつは足で蹴り入れたりしてる。自分の物でもそういう扱いになるのか聞いてみたいところである。

ひだり みぎ
空港内でワイシャツとタイを揃え、ラウンジへと移動。キャセイは南方航空のラウンジを使わせてもらうことになるのだが、ここの入り口の受付嬢のギャグが秀逸で、インビカードを見て一言「どうぞお入りください、席ないですけどね。」と。そんなん真顔で言われたら吹くわw立ちっぱで休んで立ちっぱで餌食えってかwww物腰柔らかい対応に慣れたJGCオヤジだったら血管浮きだたせてブチ切れるところだろうが、もうここは中国と諦めるしかない。で、中に入って分かったこと。原因は、立って席待ちしている客がいるのに荷物を座席に置く大陸人が沢山いることだったという。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
餌は家庭料理にカップ麺中心。中国の皆さまはラウンジ乞食も真っ青になるくらいに豪快に盛っている。タッパー取り出して持ち帰りそうな勢いだ。


王老記を一気飲みしてゲートへと移動すると、やっぱり貫禄の遅延である。23:00過ぎてようやくやる気ないマーシャラーに誘導されて機材がスポットに停止する。ゲートでは阿鼻叫喚、「どうしてくれんだ、乗継便乗れねぇじゃないか!」と大陸客が地上スタッフに詰め寄るシーンも。小生も乗り継ぎ便がCX636とかKA809だったらやられてた。遅延常習犯のKA789からの乗継は要注意。

香港までの機材はいつものモノクラスA320。飛行時間40分程度の単距離便で、隣二席が空いていたこともあり難なく香港着。香港でひとっ風呂浴びたかったが、KA789が遅れたことにより、到着ゲートから乗継便の出発ゲートまで地上スタッフに強制連行されるパターンになってしまった。

ゲートで待つは、やっぱり定番のこいつ。レジは確認できないが、B777-200(772Z)。シラスは無しよ、と。


キャセイオフィシャルサイトから借用した座席配置マップ。ビジネスクラス席42、エコノミー席293の合計335席。今回は2-3-2の真ん中通路側の席にした。隣席空いてそうだったんで。


772も新新リージョにコンバート済み。ケツのZが改装済みを意味してるんだろうか。ちょっと硬めのシートながらフィット感はあるが、でもやっぱりシラスで安眠したかった。


足下のスペースは十分。いつもは香港人が多いこのフライトだが、今日の乗客層は香港マダム1名に、ご就寝モードのサラリーマン多数。到着後には仕事が待ってるので、皆さん機上で体力回復を図らねばなりません。『24時間戦えますか?』いえ、戦えません。でも頑張りましょう、お互い。

食事はカレーかヒラメとシロアリ茸の蒸し煮。自分グルメじゃないんでシロアリ茸って分からない。食えんの?

離陸後、神業的速さで供された。うーん、シロアリ茸見たさにサーブしてもらってあれだけど、睡眠欲が食欲に勝り、ベリーのみ食べて就寝。ほんと申し訳ない。このシートじゃ寝れないと思ってたが、この日は疲れもあって爆睡しちゃったのだ。機内で翌日の打合せ準備する予定だったんですがwww


気付けば羽田、時計の針は06:40を指している。自分でも驚く爆睡っぷりで、なんだかリージョビジネスシートに打ち勝った気分である。

清々しい!これぞ、着き心地さわやか

ひだり みぎ
ふむ、時間に余裕があったので、ナインアワーズでパパッとシャワーを浴びることに。カプセルホテルのようだが、1000円でシャワーのみの利用もできる。すると、隣でJGCカードを振りかざすおっさんが無料ですよねーと言ってシャワールームに入っていったので小生もJGCカードを出してみる。しかし、対象はJAL国際線利用者のみとのことで、やんわりと断られる。中国人では「不行」の一言だけでズバッと断られるところ、凄く物腰柔らかく断られたので、何だかこっちが逆に申し訳なくなる。


内部の造りは実にシンプル。受付を済ませ隣のロッカーで着替え、更にすすむとトイレと洗面所、その隣がシャワーになっている。


ホント最低限のシャワー機能のみ。鏡も無いので髭剃りなんかは共同の洗面台で行うことになる。あぁ香港のアライバルラウンジやプラザラウンジの有難さを身に染みて感じる。


シャンプー、リンス、ボディソープは揃ってる。


シャワーを浴びてさっぱりしたところで、京成バスに乗って八重洲へと向かう。朝の東京都心、ドンヨリ雲ばかりの中国と違って気持ち良い。


八重洲着。朝から六厘舎でつけ麺いったろうかと思っていたが、まさかの長蛇の列を見て諦める。計画変更で牛タン弁当にしあちゃるかと思っていたところに同僚からの電話が入る。「東京弁当買っといたで!」…てなわけで同僚と合流した。

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