VN175 HAN⇒DAD ベトナム航空国内線ビジネスクラス

香港からのVN593は定刻通り15:30にハノイに到着したものの、沖止めされた機体からターミナルへのマイクロバスの手配が遅れているようで、機内にて足止めを食らうことに。CA「あっはっはー。これだからランドスタッフはねぇー」じゃないぜ!何でそんなに他人事なんだい、まったく!ベトナム到着からほんの数分でベトナムクオリティーをまざまざと見せつけられる。はぁ…ここでの時間のロスに加え、去年の大晦日に国際線専用としてハノイ・ノイバイ空港のターミナル2がオープンして国内線と国際線ターミナルが別の建物に分けられてしまったので、国内線への乗継にも時間がかかってしまう。両ターミナルを結ぶシャトルバスがピストン運行しているとのことだが、果たして17:10発ダナン行きのVN175の乗継に間に合うか…マイペースなベトナム航空はそんな私の気持ちを察する訳も無く、ただいたずらに機内で時間が過ぎていく…まぁこんな適当な航空会社なんだからVN175も遅延してるだろうと気持ちを切り替える。

ひだり みぎ
結局、機体が完全停止してから15分程機内で待たされ、推定200Kgのコニシキ氏は火山の爆発前のように真っ赤になっていた。怒ると赤くなるとは、何ともゲームのキャラクターのようで分かり易い。降機後、ビジネスクラス専用のマイクロバスでコニシキ氏と共にピッカピカのターミナル2へと移動。去年までとは異なりターミナル2で入国審査⇒ターミナル1へと移動⇒チェックインという流れになりちょいと乗継が面倒になった。これだけ時間がギリギリだからVN593からVN175の通しが買えなかったのか。


到着ゲートではベトナム名物…盛大なお出迎え隊が大挙して押し寄せていてせている。別に誰か著名人でも出てくる訳でも無く、いつもこんな感じ。秩序も無くゲート前で合流して抱き合ったり語らいあったりして群がっているので、急ぎ足でゲートを通り抜けたい者としては群集が邪魔でしょうがない。この人の波を掻き分け進む。


シャトルバスで国内線専用のターミナル1へ。

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こちらが近代的なターミナル2。日越友好のインフラプロジェクトの一つとして大成建築さんが建設を請け負ったことから日の丸国旗が掲揚されている。設計はベトナム側によるものなのだろうか、どことなくホーチミンのタンソンニャット空港に似た外観だ。


ものの5分でターミナル1に到着。こっちはやっぱりちょっと古臭い。

ひだり みぎ
相変わらず薄暗くて激混みの通常チェックインカウンター。それに対し、スッカスカの優先カウンター。おーVNの上級会員もいるのかーと思って観察していると、日本人らしき人がデルタのゴールドをかざしてる。あーアメックスかー。やっぱあのデルタ×アメックスのカードは強いわなぁ。自分の番になり、ダメもとでVN175への振り替え希望の旨を伝えると、搭乗開始時刻10分前にもかかわらずちゃちゃっと振り替えが完了する。ここらへんの柔軟な対応は本当に素敵。


チェックイン後は鬼ダッシュで汗だくになりながらゲートに向かうも、搭乗開始はおろか、まだ列すらできてない。流石はベトナム航空国内線、日常茶飯事の遅延によりまたもベトナムクオリティーの洗礼を受ける。でもまぁそもそも遅延してたから搭乗開始時刻間際でも発券してくれたのかな、と、ここでも前向きにとらえることに。

ひだり みぎ
空き時間ができたのでベトナム航空のラウンジを見学することに。

ひだり みぎ

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やる気があるんだかないんだか。このほかにもサラダ(玉ねぎだけ)やフルーツなどがあったりと国内線ラウンジにしては食べ物の品目は多いようだが、なんだかなぁ。コッペパンや食パンは流石にジャムやらバターを置いてほしい。

ベトナム人がニャーニャーと大声張っていてラウンジにいても大して休まらないので、搭乗口脇の土産物屋を物色することに。
ひだり みぎ

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意外と安いんだよなー。帽子約200円とか。要らないけど。

結局30分遅れで搭乗開始。悪名高きベトナム航空国内線にしては30分の遅れなどマシな方だろう。

ビジネスクラス専用のマイクロバス内は200Kgはあろうかという巨体スキンヘッドのアメリカ人と小生の二人。いや、本当、ちょい大きいとかいうレベルじゃなく、コニシキクラス。リゾートに行くとか言ってるが、そのお体でリゾートを満喫できるのだろうか。思ってても言えないけど。

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A321。この淡くて渋い青に淡い赤のCAのアオザイ。VNのセンスは結構好き。

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ビジネスが2-2の4アブレスト、エコノミーが3-3になっている。シートはしょぼしょぼだが、細見&短足の自分にとってはスペース的には問題無し。


す、すげえ。ビジネス席のベルトでも彼のたぷたぷした巨体を締めきれず、エクステンションベルトが投入される。多分、相当窮屈なんだろう。凄い荒れていて、CAへの態度が滅茶苦茶高圧的で見ていて気分を害する。もはやここまでいくと接客じゃなく介護だわなってところまでCAが面倒見ていて可哀想だった。

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コニシキ氏を座席に格納し、離陸!

気の利くCAが日本語の機内誌を持ってきてくれる。なんでそんなもん用意してるんだ。
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(左)VNの保有機種一覧。B777-200ERが8機、A330-200が10機、VN大好きA321が51機、台湾のトランスアジア航空でやらかしまくってるATR72がモノクラスで14機。各機材ごとの座席配分は添付が像の通り。(右)ノイバイ空港の新国際線ターミナルのラウンジ情報。従来の国際線ラウンジは世界でも有数のへぼさだったので、あれより酷くなることはないだろう。怖いもの見たさで行きたかったが、復路はハノイ経由のビジネス席が満席の為にホーチミン経由になってしまった。残念。

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(左)各目的地のマイルやら機材情報。(右)マイルプログラムのQ&A。1マイルVND500(≒2.7円)で買えますよ、と。


へぇー。日航ホテルが広州に出来たんだ。2015年2月28日までは日航広州がトリプルマイルで、他の日航とJALホテルもダブルマイルだと。VNによる謎の日航プロモ、帰りかけに日航広州を試してみっか。なんかVNの機内誌ってBusiness Travellerみたいな情報も載ってて意外と楽しめるな。

機内食タイム。

国内線ビジネスのお食事はこちら。サクッサクのミートパイにむちゃくちゃ甘いチョコレートケーキ。コーヒーは眠れなくなるから要らんと言っているのにコーヒー用のミルク付きの熱いサービス付き。

1時間程度の国内線、機内誌読んで飯食ってたらあっという間にダナンに到着した。ここからタクシーでホイアンホテルへと向かう。



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【2014年ホイアン・ダナン旅行記】




















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