シェラトン東莞ホテル宿泊記/Sheraton Dongguan Hotel

今年も飲み会の季節がやってきた。今週は飲み飲み飲みと酒の席が続いており、今日もアウェーの地・東莞で忘年会に参加するためにシェラトン東莞ホテルに宿泊することに。既に肝臓が悲鳴を上げているが、追い打ちをかけるように来週はベトナムとタイで忘年会ラッシュ。そろそろ肝臓の悲鳴が聞こえてきそうだが、当地での飲みの席では容赦無い。次から次へと一気飲みの「干杯」を求められ、楽しむというよりはどちらが多く飲めるかの競技になってくるので、体がいくつあっても足りなくなる。踏ん張りどころだ。

さて、今回は東莞・厚街での飲み会に参加する為、厚街の中心地にあるシェラトン東莞ホテルに宿泊した。香港とを結ぶ長距離バスの停留所にもなってるし、虎門や長安へのアクセスも良し。何より雑然とした東莞の街の中でほっと一息つける素敵なホテルであり、東莞シェラトンには去年から随分とお世話になっている。

ひだり みぎ
今年の頭に実施された売春拠点壊滅作戦の影響か、どうも街の最盛時の賑やかさが無くなってしまった印象を受ける。今宵は忘年会→カラオケのコースで2次会までで締められるかな。


混沌とした東莞の街中にあってシェラトンはエントランスも小奇麗で、ここに来るとなんとなく安心感を覚える。香港市内へ一日9便(土日は10便、片道100元、往復160元)、香港国際空港も07:00-19:00の間に一日9便(片道180元、往復340元)のバスがシェラトン東莞ホテルから出ているので便利だし、25km離れた虎門フェリーターミナル経由でも香港へ移動できる。今回はグランドメルキュール厚街と迷ったが、明日は長距離バスで香港国際空港へと移動、CX765にてサイゴンへと向かうので、香港への移動の便利さも考えてシェラトンにした。


むちゃくちゃ高い天井の開放感あふれるロビーは早くもクリスマスモードで、ド派手なクリスマスツリーがロビー中央にデーンと鎮座。

ひだり みぎ

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ピカッピカに磨かれた床に堂々と立つエキゾチックな雰囲気のパームツリーや噴水が、くつぎの空間を演出する。東莞の街自体に見るべきところ・行くべき観光地は少ないのでビジネス目的の宿泊者ばかりで静かだし、厚街では間違いなく最高の空間の一つ。


SPGメンバーにはウェルカムドリンクが付くのもポイント高し。

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ロビーにあるピアノバー「RENZO」のラウンジで古典的な弦楽バンドの音に耳を傾けながら、ご当地ビールを一杯。


そして、エレベーターで11階へ。


今回の部屋はデラックスキング。このフカフカで寝心地の良いベッドとリネンがあれば部屋は何でもいい。中国って岩みたいなやたら固いベッドが多いので、この寝心地最高のベッドが一番のリピート要因。

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窓の外に広がるのは猥雑な東莞市の街並みと光化学スモックでモヤモヤになった空。美しい都会の風景を~~なんて謳っているが、ドンヨリとしていてお世辞にも気持ちの良い見晴らしとは言えないどころか、寧ろ外のドンヨリとした空気を眺めていると陰鬱になってくる。まぁこればっかしは場所柄仕方が無いと諦める。

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水回りも悪くない。十分な大きさの浴槽に独立したシャワーブース有り。

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シェラトン東莞ホテルのオリジナルコルク抜き、持って帰っちゃだめだよなー。右の写真のレトルトカレーの復路みたいなのはコロンビア“風味”のドリップコーヒー。二袋あるが、コーヒーカップは中国のスープを飲むような深いカップかワイングラスのみ。

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ステーショナリー。

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スターポイントを使って色々な特典と交換できるようだ。シェラトンクラブプランへのアップデート(1500ポイント)がお値打ちか。


プールは野外にあるので冬はキツイし、冬の雨の日に泳ぐなどもっての外。プールの隣にあるフィットネスセンターはトレッドミル、ステアマスター、ウェイトトレーニング機器など最低限の機器は完備。

2階には日本食屋・石彩もあるが、えらい不味い似非日本食屋とのことで、今晩は客先とは別の場所で食事。そして、食後は勢いで長安まで繰り出すことに。先に言ってくれれば長安で宿取ったのにさ…

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翌朝。朝から外はスモッグで霞んでいる。


朝食。

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炒麺やお粥、餃子に蒸かし芋、焼売、豆乳などの中華セレクションが目立つ。

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プレッツェルはゴム食ってるみたいで不味かった。

食後はバスの時間まで近所を散歩することに。

ホテル前の大通り。至る所で工事をして車線を減らしているので、渋滞がひどい。

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一本脇道に入ったらこんな感じ。悪臭が立ち込める。

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シェラトンの裏側は瓦礫の山。この寒い中、半裸で鶴橋を振りかざして工事する集団がいたり、人目もはばからず木に向かって立ち小便する大の大人がいたりとカオスな感じ。


そして、やたらに目立つのは性病の広告。「梅毒」とか「小便刺痛」「皮膚痛痒」「尿道○○」みたいな文字が躍る広告が至る所にペタペタと貼られている。以前は売春婦の巣窟とまで呼ばれた街だけあって性病が蔓延しているのか。


更に進むと東莞名物のメタリック色した川に行く手を阻まれたので、引き返して市街地の方へと向かう。

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シェラトンの向かい側に建つのはHJインターナショナルホテル。一応は5つ星だが、ハードもソフトもシェラトンが上。

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Hjインターナショナルホテルの前を左折した先の歩道に広がっているのは占い屋の商売道具。50mくらいズラーッと並んでいて、前を歩くと人相の悪い占い師から声をかけられる。

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こんなん誰が頼むんだよーって思ってたら結構人気のようで、真剣な眼差しで占いを受ける者、多数。占い師はドレスコードでもあるのだろうか、皆さん黒ずくめで帽子を被っているが、無職のおじさんが怪しげな中国語と口から出まかせを武器に小銭を稼いでいるようにしか見えない。

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こちらは最近人気の「ユニクロ+ダイソー÷2」といった感じの10元均一店、その名もメイソウ。そして中国の携帯市場を席巻中の新興携帯電話メーカー小米。2010年の設立から僅か4年足らずで中国市場に於いてApple、Samsungを抜いてトップシェアとなったブランドだ。新製品は年間1機種のみと絞り込み、大量生産することでコストを削減。アップルの半値近い廉価戦略であっという間に市場を席巻した。

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こちらはAppleのAuthorized Retailer。なんとiphone6Sを販売してる!6プ Plusのことかなぁ。でも正規店なら6 Plusって書くよなー。iphone6S販売してるのかと問い合わせたら、「本物の正規品ですよ。まぁ中に入って見てみてください。」と。「iphone6Sってもう販売されてるんでしたっけ?iphone6 Plusのことですか?」と聞くと、「本物の正規品ですよ。まぁ中に入って見てみてください。」と。。。店に入るのは面倒なことになりそうだったので、ホテルに戻り、チェックアウトの準備を整える。

午後はサイゴンへ移動、Park Hyatt Saigonに4泊する予定となっている。

シェラトン東莞ホテル/Sheraton Dongguan





住所:S256 Provincial Highway Houjie Town, Dongguan, Guandong.(広東省東莞市厚街鎮 107国道莞太段 )
電話: (86)(769) 8598 8888
ファックス: (86)(769) 8590 8888
SPGカテゴリー:2



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