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チェンラーイの街をぶらぶら→山岳民族博物館へ


ワット・ローン・クン横の幹線道路でピックアップしてくれてソンテオのおっちゃんに促され降ろされた先は旧バスステーションか。料金が分からなかったので20B札1枚を渡すと親指立ててグーッのポーズが返ってきた。一人っきりの貸し切り運行だったが、どうやら20Bで足りたようだ。

ひだり みぎ
この街、ごっちゃごちゃしてんなーというのが第一印象。タイ北部の片田舎でもっと長閑で閑静な街かと思っていたが、結構ごみごみしているし、交通量も多い。


宿はバスが満席ですんなり乗れなかったので、バス乗車前にネットで事前予約をしておいた。Chiang Raiホテル、朝食付きで1泊2500円程度。ほぼ街の中心に位置していることが何よりの魅力のバジェットホテルだ。受付嬢が中国語を話すことから人民に絶大な支持を得ているようで、ロビーは大量の人民に占拠されていた。右からも左からもアイヤーアイヤーとの声が聞こえてくる。ここは中国か!!どうもタイ政府は人民の入国に対して大らかなようでビザ発給を無料にしたりビザ免除も検討しているようで、タイでやたらと人民が増殖している印象。そういやうちの運転手も家族でタイ旅行行ってきたとかいってタイガーウッズみたく真っ黒になって帰ってきてたな。3-4泊で数千元のバンコク格安ツアーが多いらしい。


トイレとシャワーの仕切りが無いのが唯一の欠点だが、まぁこの立地条件でこの値段だから眼をつむりましょう。投宿し、休む暇も惜しんで街歩きに出かけることに。


山間のこじんまりとした小都市を想像していたのだが、うーん、やっぱり交通量が多く騒がしい!道路整備のおじさんの暑い中制服を着て必死に流れ来る車とバイクの洪水を捌いてる。これがインドネシアあたりなら私服の兄さんチップ貰いながらウダウダと仕切ってるんだろうが、このおじさんは動きにキレがあるというか、凄いキビキビとしたロボットダンスのような流れる動きで職務を全うしていて美しい。


土曜日にはサタデーマーケットにもなる目抜き通り・Thanalai Rdを東に行くと、山岳民族博物館が見えてきた。しかし、階段を登り2階に上がると、そこはなんと市民クリニック…一階の看板には確かにHilltribe Museumと書かれていたはずだが…もう一度地図を確認しようとしているとクリニックのおばちゃんが重い腰をのろりと上げ立ち上がり、困った顔で「博物館は奥のエレベーターで3階に行って」と告げてくる。毎度毎度、旅行者がクリニックに迷い込んでくるらしく、勘弁してよねーみたいな困った表情が印象的だったが、こちとら悪気があって迷い込んだ訳ではない。

建物奥にあるエレベーターで3階へ。
ひだり みぎ
こちらの博物館はPDAというNPOにより運営されていて、チェンラーイを代表する6つの山岳民族(アカ、リス、モン、カレン、ムス、ヤオ族)の衣服や農機具などがポツンポツンと展示されている。小さなビルのワンフロアのみなので展示物の内容は貧弱でゆーっくり見学しても10分ほどで見終えてしまうが、別途ビデオ鑑賞で山岳民族の歴史や文化、動態、分布、風俗等を解説してもらうこともできる。しかも日本語で。


ゴールデントライアングルが近いのも関係しているのだろうが、アヘンに纏わる展示も多くある。


タイの民族地域社会に生きる50万人の人々の、本当の姿を世界に知ってもらおうという試み。この活動は民族の若者たちの更なる活動につながる大切な一歩であり、その活動は未来の民族のアイデンティティと権利を守ることにつながると運営者達は信じている。チェンラーイを拠点に少数民族の村々を訪問する予定の方にはこちらで事前知識を頭に入れておくことをお勧めする。

ひだり みぎ
また、博物館のある建物の一階には良い雰囲気のカフェが併設されている。50Bの博物館入場料にはこのカフェでのドリンク券が付いているのでお得感がある。入って見ると私一人の客に対して若い女性店員が5名もいて、手厚い接待を受ける。タイの若い女性ってオープンな人が多くて面白いわ。


このレストラン、気になるのはSafe Sexを呼びかけるためのコンドームの看板。入り口に掲げられているので嫌でも目に入る。どうやらこちらは有名社会活動家メーチャイ氏が開業したレストラン「キャベツ アンド コンドーム」の支店のようだ。フザケタ名前のレストランだが、創業者のメーチャイ氏は副首相を務めたこともある人物で、30年前にタイで最初にコンドームの使用を国民に啓蒙してミスターコンドームの二つ名で知られる人物だ。はっきりいってミスターコンドームなんて異名は貰いたくもないようなものだが、タイの人口コントロールから始まった彼の活動はタイ最大のNGO組織・社会開発財団(PDA)の基盤となり、今では農村部の開発、女性の権利尊重、AIDS教育、環境保護などにまで幅広く活動を行う大物社会活動家として世界中に名をと轟かせている。このレストランの名前は人々が市場でキャベツを買うようにコンドームも手に入れやすいもので無ければならない!という彼の信念から来ているそうだが、もう少し捻りを加えたネーミングは無かったものか…

ひだり みぎ
コーヒーを飲んでいると、ぴーひゃらら~という気の抜けた音楽が外の通りからしてきたぞ!外に出てみると、見るからにやる気無さそうなお兄さんたちが重いもの担いで通りを練り歩いてる。何か仲間内で話しながら歩いているが、暑いし重いしかったるいよねーと言っているに違いない。表情がそう物語っている。

この日の予定は“街歩き”以外に無かったため、練り歩きの更新に着いて行ってみることに。

街の東の端に立つメンラーイ王像の前で行進が止まった。

ひだり みぎ
メンラーイ王はタイ北部に栄えたランナー王朝の創始者。もとはピン川地域のタイ族勢力の首領であった人物で、クメール人やモン族を現在のタイ北部地域から排除して現在のタイ北部地方の基礎を作った名君だ。美しい花壇のある公園に、黄金の装飾に囲まれた像があり、徒歩で通りかかる人たちの中にはわざわざ止まって一礼をしたり献花するような者もいる。鎌倉に源頼朝の像があるようなイメージか。

ひだり みぎ

ひだり みぎ

ひだり みぎ
美男美女。何の活動か知らぬが、行進お疲れ様!


美しいタイの伝統衣装。ランナー朝の王族の衣服なのだろうか。

ひだり みぎ
お色直しもバッチリ。役者たちはここから大型バスに乗り込んでいきました。せっかく役者と近くで話す機会があったのに!あーこういう機会があるとタイ語が喋れればなーと思ってくる。

【山岳民族博物館】
住所:620/1 3階, Thanalai Rd. Chiang Rai.
電話:0-5374-0088
開館時間:09:00-18:00(土日は10:00~)
入館料:50B(コーヒーまたは水が一杯ついてくる!)

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