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実際のフライト時間の数十倍疲れる KA786 香港⇒広州


翌朝に広州発CZ便にお世話になるのでドラゴン航空KA786を利用した。香港⇒広州という超短距離便で、マイル数は実に84。なんでこんなフライトがあるんだろう。広州都市圏は4,500万の人口を抱えており、しかも彼らは中国本土の中で最も豊か。そんな金持ち大陸人の需要を取り込む為、香港での乗り継ぎで世界の様々な都市へのスムーズな移動を可能にする広州⇔香港便が毎日2便運航している。

【広州⇔香港運航スケジュール】
KA782(CX5782) 香港-広州 08:00 08:55 毎日 A330-300
KA786(CX5786) 香港-広州 20:20 21:20 毎日 A320-200
KA783(CX5783) 広州-香港 09:50 10:55 毎日 A330-300
KA789(CX5789) 広州-香港 22:15 23:20 毎日 A320-200
*実際のフライト時間は30分強。
香港の出発時刻は他の国際都市から香港での乗り継ぎの利便性を考慮し早朝と夜の2便に設定されている。

実は以前にもこの超短距離便にお世話になったのだが、余り良い思いをしなかった。その為、広州に行く際には基本的に陸路広州入りを優先してきたのだが、本日は荷物も多いことから渋々ドラゴン航空の世話になる事に。ドラゴン航空とかユニークな名前をしているが、機長が黄色いトラックスーツを着ているわけでもなく、名前負けしたキャセイ傘下の普通の航空会社である。

それにしても前回は酷かった。
ボーディング時刻に合わせて搭乗口に向かうも、何のアナウンスもなく30分待たされた挙句に「due to late incoming aircraft…」のマイク告知が入る。それが理由なら事前アナウンスできたんじゃないの?結局更に30分待たされてゲートは陸の孤島509にチェンジ。搭乗口ではブザーが鳴ってインボラ発動かと思わせといて、まさかの後方座席への移動。更に乗客の手荷物を機内に収容しきれずにあーだこーだとすったもんだの挙句に、一部大声で不満を訴える大陸客の手荷物を強制回収して貨物室へと搬送、僅か30分ちょいのフライトの出発が100分も遅れてしまう。

香港を発った飛行機は離陸間も無く「Cabin crew, 30 mins for landing」のアナウンスがあり、水を飲み干す間も無く広州へと着陸。広州空港の果てへとタクシングしたのはいいものの、迎えのシャトルバスの手配がされてなかったのか、機内にてアナウンスもなく更に20分待機。ツイてない時はこんなもんだろうと自分を慰めながら辿り着いたイミグレで見た物は…どこから来たのか黒人にる長蛇の列…よりによってイミグレチェックが長い黒人さんですか…

こんな思い出しかないKA756。出来れば避けたかったのだが…

Bridgeでシャワーを浴び、搭乗ゲートへ向かう。ゲートはまたも500番台の521。バーコードのタグ持ったKA姐うろうろインネンつけに歩き回って大き目鞄を持った乗客に片っ端から声をかけて機内に預け入れるよう促している。ドラゴン航空も学習したのだろう、大陸客はとにかく荷物が多いのだ。私はターゲットにならぬよう遠目から観察。スーツケースに丸子金のタグを装備してCX/KAへの忠誠心をアピールしてガードを図った甲斐も有り、搭乗前の荷物狩り被害に遇わずにすんだ。広州空港ではどんな杜撰な荷物ハンドリングがなされているのか知れたもんではない。優先扱いのタグが無視されるくらいならまだましだが、買ってから間もないRIMOWAが破壊されたらと思うと絶対に預入だけはしたくない。

そんなこんなで人間観察していたのだが、結局今回も40分ディレイ。大陸客がKAの女々しそうな男CAに詰め寄る場面もあり、まぁ飽きずに過ごすことはできた。

搭乗開始。前回は丸子会員やビジネスの優先搭乗客に紛れてエコ席の一般客も優先搭乗ラインに混ざってしまっていらが、今回は優先搭乗ラインに紛れた一般客はきっちり弾き出されていた。「知らねーよ、今頃言うなよ。なんでだよ いいじゃねーかー」と声高に抗議する大陸人。どうせ早く搭乗したって搭乗口から機材まではシャトルバスでの移動だよ。

流石に第三世界の首都広州へのフライトだけあって機内は予想以上にアフリカ系・アラブ系が多く、妙な不安感に駆られる。そして、エボラ熱に関する機内アナウンスが不安感を一層駆り立てる。差別じゃあないが、君たち大丈夫だよなぁ。空気感染しないとはいえ気が気じゃない。


土足のままに座席にあがり荷物を収納する大陸人。人の耳元でも大音量でシャウトする大陸人。外国人がイミグレカードを貰うのを見てとりあえず自分も貰ってみる大陸人。泣きわめく赤ちゃんを放ったらかしにする大陸人。地面に着陸すると同時にシートベルト外して前方へとダッシュし怒られる大陸人。機内で配られるクッキーのカスを撒き散らしながら食べる大陸人。嗚呼、中国に帰ってきたと実感する。これでもまだ痰を吐き捨てる輩がいないだけマシなんだろう。30分のフライトなのに羽田→香港のフライトより遥かに疲れるKA786。明日からはCZで更に大陸の内地へと向かうのだが、本気で憂鬱になってきた。

ひだり みぎ
イミグレに着くと今日も黒人だらけ…声の大きさに定評のある大陸人に引けを取らないボリュームとテンションで仲間とのコミュニケーションを楽しんでる。夜なのに賑やかな奴らだ。

それにしても黒人さん達は入国検査で厳重チェックされるために列が遅々として進まない!痺れを切らして中国人用のイミグレレーンで入国手続きを済ます。ついでにイミグレオフィサーに黒人の出所を伺ったところ、ドバイ発21:45広州着のEK0362が毎回毎回アフリカ系の方々を満載してくるらしい。KA756は広州着予定が20:20予定なので定刻通りに着けば黒人さん達によるイミグレブロックを回避できるが、前回今回とKAが大幅ディレイとなった為、運悪くEKに先越されたということだ。


出迎えに来る人も黒々とされた方が多く、私は一体どこに来てしまったのだろうかと思ってしまう。


深夜の広州白雲国際空港。24時間オープンなので椅子に座って仮眠をとる人の姿もちらほら。ベンチは一席一席が区切られていて横になれる構造ではないが、それが苦にならないのであれば一応は空港内で夜明かしすることができる。

小生は空港前のプルマンが満室だった為、空港から車で15分のHoliday Villa Hotel & Residence Guangzhou(広州空港休日別荘酒店)へと移動。以前に南方航空に無料トランジットホテルとして部屋を取ってもらったエアポートホテルである。タクシーに乗ろうとすると「そんな近いとこメーターで走るか!!考えろ!!100元なら行ってやる」とか大声で怒鳴られ、怒声が夜空に響き渡る。あぁこれまた中国。無駄に疲れるわー。


しゃーない、ホテルのシャトルバスが来るまで待つかと思いホテルに電話すると、別のツアー客に仕向けたバスが後2-3分で空港に着くのでそれに乗れと。ナイスタイミング!


眩しいエントランス。ウェブサイトには白雲から車で5分と書かれていたが、時速150キロくらいで走らないと5分じゃ到着しないと思う。

ひだり みぎ
部屋は十分に広く、寝るだけであれば全く問題無し。値段もプルマンの3分の1程だし、空港⇔ホテルは24時間の無料シャトルバスが出ているので広州のトランジットで使うには十分アリ。朝食は…大ホールがビュッフェスタイルの会場になっているのだが、はっきりいってどれもこれも不味いです。

【Holiday Villa Hotel & Residence Guangzhou(広州空港休日別荘酒店)】
・住所:広東省広州市白雲区人和鎮西成路8号
・電話:+86-20-8393-1088
・シャトルバスの上下車場所:広州空港到着ロビー13番ゲート前
・値段:4000-5000円程度

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