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メコン川最大の滝 コーンパペンの滝


一番南から北上するコースをとろうと、コーンパペンの滝へとやってきた。ラオスで、またメコンで一番大きい滝と称される滝で、ホテルのお姉さんは「メコンのナイアガラ」「南部ラオスの自慢」と評していた。ここまで言われちゃ見に行かないわけにはいかないとバイクを走らせたが、写真撮影の為に泊まったり悪路でスピード落としたりしていたら、パークセーからは3時間以上もかかってしまった。日暮れまでにパークセーに戻れるか不安になる。そして、もう一つの不安が日焼け。どうやらタイで買って今朝塗りたくってきた日焼け止めが汗で落ちてしまったようで、腕が半端なく痛い。どこかで長袖シャツを買わなければ致命的な火傷になること必死である。

ひだり みぎ
滝のある場所はパークセーまで148Km、カンボジアとの国境の村ブンカムまで11Kmと、ラオスの南の果てに程近い。途中の田舎道では宿はおろか、集落や街灯すら殆ど見当たらないので、夕暮れまでに帰れなければ大ピンチ。かといってシーパンドーンに一泊できる時間的余裕は無いし…夜道のバイクは絶対に避けたいので、ここからは巻いて巻いて行動することに。


メコンの真珠コーンパペンの滝への看板が見えたところで国道13号線を右折。コペンハーゲンみたいで美しい響きの名前だが、ローマ字表記はkhongphaphengとめっちゃ汚くて長い。ローカルバスなどを使ってくる場合はデット島・コーン島への船着き場もあるナーカサン村まで行き、そこからバイタクで20-30分かけて来ることになるそうだ。参考までに。


国道を右に折れて暫くオフロードを走ると、立派な門の関所が出現。バイクを止められ有無を言わさず入場料30000Kipと駐車料金5000kipを徴収される。最後に何処から来たのだのだと聞かれ、日本からで、今日中にはパークセーにバイクで戻らなければならないと伝えると、オーノー,ベリーファーと。知ってるわい。今日パークセーから来たっちゅうねん。


でっかい寺院前の駐車場にバイクを止め、水の音がする方へと向かうとすぐに見えてきたメコン川。

空の青、木々の緑、川と土の茶。このアジアの桃源郷感が堪らない。

轟音を上げながら流れるメコン川。ベトナムのメコンデルタで見たあののんびり穏やかな様子とはかけ離れた荒々しさに驚愕。幾つもの水流が交じり合い、乾季にもかかわらず大音響で流れ狂っている。中国内陸部のチベット高原に源を発してラオス、カンボジャ、ベトナムを貫流するメコンの大河川だが、4000Kmに渡る流れの中で船が通過出来ない所はこのシーパンドーン一か所だけだという。19世紀後半には旧宗主国であった仏印が南シナ海から中国まで続くメコン川を物資の運搬路にしようと試みるも、険しい岩肌が10キロ近くにわたって断続的に大小様々な滝を形成しているシーパンドーン一帯は、どんな手を尽くしても遡って進むことは不可能だったそうだ。


ラオス自慢の自然の造形美を間近で鑑賞できるよう、岩場を下って川まで近づけるようになっている。滝というよりは圧倒的水の氾濫、濁流といった様相だ。高さは無いが、大メコンの圧倒的な 水量により押し出された水が一気に急流でなだれ落ちる迫力は相当のもの。水も濁った泥色で美しいというよりは武骨でワイルドな雰囲気であり、メコンのナイアガラというのは正直名前負けしているというか、不適切感が否めない。旅行会社が客を引き付けるための分かりやすいキャッチコピーとして無理やり表現しているだけなのだろう。


巨漢の白人が歩いたら簡単に崩れ落ちるであろう脆い造りの木組み橋を恐る恐る歩き、岩場を下っていく。


絶景ポイント到達。水しぶきに轟音、うねり狂う濁流が迫力満点。メコン川の大量の水が一斉に落下し、水面に砕けた水が大きなしぶきを上げ泡となって消えてゆく様子をすぐそばで拝むことが出来る。う~ん、茶色い水が泡立っていて無性にカフェラテが飲みたくなる…

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=d1GCXS3aDhM[/youtube]
画像では迫力が伝わらないので、他の方のYoutubeの動画を拝借した。

鑑賞スポットでマイナスイオンをたっぷり浴びた後はバイクを走らせコーン島への渡し船が出るナーカサン村へと向かう。

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