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バッチャン焼きアウトレットモール・ハンザ市場


今日は待ちに待ったハノイの伝統演劇が楽しめるトゥオン中央劇場の開園日。18:00の開演に合わせてハンザ市場前にあるトゥオン中央劇場へと移動する。


ハンザ市場前の通りは行き交う車やバイクの数が半端なく、渡れるタイミングを伺って暫し立ち往生してしまう。


おっ、劇場前では獅子の踊りで道行く人の関心を集めている。本日は開演が遅れそうとのことなので、劇場前にあるハンザ市場で時間を潰すことに。あぁ、またバイクと車の波を掻き分けてあの大通りを渡るのか…


ちょっと洋風チックなおしゃれビル。え?これがハンザ市場?地図では確かにここがハンザ市場となっているが…どうやらハンザ市場がもとあった土地には2010年にハンザギャラリアというこのショッピングモールが出来て、市場はこの現代的な建物の地下へと追いやられてしまったそうだ。


とりあえずハンザギャラリアに入ってみると、内部は冷房が効いてて非常に快適!1階は小さな酒屋ばかりで、どこも同じような値段で同じ物ばかり売っているが、商売になるのだろうか。 2~3階はVincomのような感じで服飾系のテナントが多く入っていて、まぁまぁ若いベトナム人で賑わっています。ただ観光ネタ的には見所は少なく、5分で退散。地下でひっそりと運営されているというハンザ市場の方へと移動します。

ハンザ市場の地下の入口は妙に分かりづらい造りになっているのだが、バイク置き場の中央にある地下駐車場へと続くスロープの脇に隠し階段がありました。


入口から何か匂いがするかと思ったら、果物や野菜・肉・魚などの生鮮品ももっさりと売られている。雑多なごちゃごちゃ感は無く、寒いくらいに空調が効いているので外の市場よりは衛生的。客はほとんどおらず、どの店員さんも自分の店で死んだように寝ているではないか。前を通りかかっても目を開けようともせず、何とも職務怠慢甚だしい感じだが、半分以上の売り子は寝てたり携帯いじったりしている。

ひだり みぎ
中はドンスアン市場と比べると狭く、食、靴、服、乾物、瀬戸物などの小さな店が狭い通路の両側にびっしりとひしめきあっている。地下なので閉塞感もあるが、狭く密集している分、歩き回らなくていいし、クーラーもきいているので快適に探索できる点がよろしい。

ひだり みぎ
おっ、中国と同じで冥紙の文化もあるんですね。葬儀に関わるものの写真を撮って不謹慎かもしれないが、申し訳ない。中華圏では故人が冥土で幸せに暮らせるよう紙で作られた故人の好物を燃やす習慣があり、香港などでも冥銭として冥通銀行冥都銀行天地銀行発行、陰冥通用の高額紙幣札の札束が燃えているのをよく目にしたりします。


こちらは百万冥土通貨札。人生ゲームのお金っぽいが、記番号まであったり妙にリアルなところに、お金へのこだわりを感じます。「お金を燃やして冥土に届ければ、あっちでも困らないから、もってお行き。」という最高に俗っぽいながらも最高に人情味溢れる風習が割と誰も疑問に思わずに現代でも続けられていることは素晴らしいと思う。


こちらは美しいベトナムの原風景が映ったSonyハイビジョン。紙幣の他、主に燃やされるのは、携帯・ゲーム・パソコン・デジカメなどの家電関係に、飲茶セット・下午茶セット・マクドナルドセットなど章句賓館系、そして麻雀ハイに車や、家政婦・警備員つき豪華2階建て別荘などなど、時代に合わせて多様化してきている。

さて、このハンザ市、ただの庶民の市場ではなく、市内で一番多くバッチャン焼きを扱うバッチャンアウトレットのようになっている。生鮮品売り場に面した通り一列がみっちりとバッチャン焼き売り場になっていて、通りを歩いていたら店主に次々と声をかけられる。立ち止まり、製品を手にしようものならマダムな店主たちに捕えられ、次から次に商品をお勧めされてしまいますので、触らぬ神に祟りなし、買う気がない方は立ち止まって商品を触ったりしないほうがいいかもしれません。

ズラリと並んだバッチャン焼き。アウトレット品なので本場・バッチャンよりも価格が安めとのことですが、一点物が多く、セットで揃えるのはなかなか難しい。なかなか商品が回転していかないのだろう、埃をかぶってしまっているのはご愛嬌だ。品定めをしていると店主さんがあれだこれだと付けてきてセット買いを強く勧めてくるが、一個買いも可能。バッチャンに行ったことないので分かりませんが、日本で買う価格と比べれば大変安く、バッチャンに行く時間が無い観光客には嬉しい限りである。


ちゃんと陶器一つ一つにBAT TRANGの文字が入っています。中にはMade in Chinaも紛れ込んでいるかもしれませんから要注意。


こちらは本日の戦利品。料理盛り付け用の大きめのお皿、VND70,000(約300円)。店主から勧められた商品は安いのに、こちらから値段を聞いたものはやけに高い値段になってしまうという非常理もあるが、交渉すれば安くなるので、粘り強く交渉にあたる根気強さも重要だ。参考までに、小皿やおちょこはVND2o,000~(約60円)、小皿にティーカップとお椀、スプーンがついた豪華4点セットはVND100,000~(約400円)だった。代金を支払うと手で埃を落として新聞紙に包んでくれる。

規模的には非常に小さいが、外の喧騒と熱気から逃れ、冷房が効いた中で落ち着いて買い物ができるハンザ市場。街探索に疲れたら、休憩ついでにバッチャン焼きアウトレットを冷かすのも悪くはないかと思います。

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