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プノンペンで唯一のカジノホテル・ナーガワールド


カンボジアの首都プノンペンでキリングフィールドや博物館を楽しんだついでに、 唯一の政府公認カジノ「ナーガワールドホテル&エンターテイメントコンプレックス」にも寄ってみたいと考えている方も多いであろう。時間が無いのでまったりとはプレーできないが、折角の機会なのでバイタクに乗って向かってみることに。マレーシア人であるChen Lip Keong氏によって1995年に創設されたマレーシア資本のこのカジノ、プノンペン市内で2065年まで続く70年間のカジノ独占営業権を持っているらしい。同氏はかつてフンセン首相の経済顧問を務めたことから今でも首相とは公私共に親しい間柄ということもあり、2035年までの間はプノンペンのみならず首都の半径200キロ圏内においても他社の参入ができないようなライセンスまで取り付けられているそうだ。さすがは世界腐敗認識指数ランキングで177か国中160に沈むカンボジア、商いをするには政治がモノを言う。

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Chen氏。



場所はリバーサイド。セントラルマーケットからバイタクで10分程、US$1で行くことができる。

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市内中心部のシアヌーク通りを走る。ベトナムやタイと違ってまだまだ交通量は多くない。

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前方に見えるは独立記念塔。ノロドム通りとシアヌーク通りが交差するロータリーに青空を突き抜けるかのように建つこの塔は、名前の通りカンボジアが旧宗主国フランスから完全独立を果たしたことに記念して建てられた。

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クメール様式でありカンボジアの象徴でもあるアンコールワットの中央塔に現代風の美しさを加味したデザインになっている。カンボジア独立の翌年1954年に完成している。

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独立記念塔を過ぎ、シアヌーク通りを海沿いまで走ると見えてくるこちらのモダンでシックな建物がナーガワールドだ。現存のホテルコンプレックスのすぐ横にNaga2を増築をしているようで、クレーン車が稼働している。2015年に完成予定で、二つの5ッ星ホテルにカジノ、劇場、ショッピングセンターが同居する複合エンターティメント施設になるようだ。昨年の純利益は一昨年比で22.9%増のUS$113ミリオンとのことで、世を悩ます不況などどこ吹く風、飛ぶ鳥を落とす勢いで外貨を獲得してきている。

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ロビーは非常に豪勢な造りで、アンコールトムやアンコールワットを模した巨大なオブジェ等も置かれていてカンボジア臭を放っている。ナーガなんて名前つけるくらいだからもっとヒンドゥーの神々が祀られてるような政治臭のあるインテリアが並んでいるかと思ったが、意外と普通に近代的でかっこいい。

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カジノは一階ロビーの両脇にある。Golden Edgeという会員になって24時間以内に88ポイント溜めれば1泊無料というプロモをやっていたが、ノンネゴチップの還元率に関しては教えてもらえなかったので、どれほどプレイすれば良いのかは不明。普段の宿泊は800ポイント~とのことなので、大盤振る舞いなのは確かそうだが…

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肝心のポイント獲得基準が分からないので参考にならないと思うが、一応は各ティアーの条件を記載しておく。

ティアー 条件
Panda 無条件
Jade 6ヶ月で1,000ポイント
Dragon 6ヶ月で5,000ポイント
Infinity 6ヶ月で25,000ポイント

カジノ入場にはパスポートの提示が求められるとガイドブックに書かれていたが、警備員もおらず、特に不要のようだ。ドレスコードについての規定も特に案内されていなかった。客層は大半が中国人で残りがベトナム人、タイ人、韓国人といったアジアな感じで、白人は貧乏バックパッカーのような2人組がいるだけだった。日本人ルックな人は見かけなかった。ゲームは 138のテーブルと1,470のマシーンがあり、定番ところは大体揃っている。

<カジノゲームの種類>
・バカラ
・大小
・ブラックジャック
・ルーレット
・テキサスホールデム
・カリビアンスタッドポーカー
・スリーカードポーカー
・カジノウォー
・スロット
などなど

アジア各国に住まう中国人華僑御用達なのか、大量に押し寄せてきた華人がバカラや大小に興じていた。使用通貨は米ドルで、テーブルゲームのミニマムはUS$10(平日はUS$5~かららしい)となっているが、中国人どもは100ドル単位で賭けていた。まぁマカオのベネチアンも週末のミニマムがHK$850とかになってきているし、中国人富豪の感覚的にはそんなもんなんだろう。時間の無い自分はUS$100を握り中国人の囲む大小テーブルへ、全額『大』にベットという勝つか負けるかの一発勝負へと出る。買った時のことを考えて今日の豪勢な夕食が頭に浮かぶ。そしてサイが投げられた………手に汗握り、心臓の鼓動が高まる瞬間…そして…サイはは1・2・6の『小』…捕らぬ狸の皮算用…頭に思い描いていた豪勢なクメール料理が…

まぁしゃあない。サバサバと次の目的地へと向かうことにしました。という訳でカジノでの滞在時間は約5分。今回はまともなカジノ体験記を書くことが出来ず申し訳ありません。

[youtube]www.youtube.com/watch?v=c_-rLpIppaQ‎[/youtube]

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妖しく光る夜のナーガワールド。中国人観光客を意識してだろう、金界娯楽城というもっともらしい中国語名も掲示されていた。市内中心部から程近くですので一度は足を運ばれてみては如何でしょうか。

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