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ワットサケット(黄金の丘)


ワットポー、ワットスタットに続いてお寺3連発!ワットスタットからトゥクトゥクで更に10分弱、今度は黄金の丘と称されるワットサケットへ移動です。
運転手に何度ワットサケット!と言っても通じなかったので地図を見せたところ、『あぁ!プーカオトーン!(黄金の丘!)』と言って頷いていたので、現地人にはプーカオトーンと言った方が通じるのかもしれない。場所は運河ボートの西側の終点、パーンファー・リラートから徒歩数分のところにあります。

バンコク市内は元々湿地帯で丘や山は無いのですが、平地の上に運河を掘った時の残土を積み上げて作った標高100mの丘になっていて、その人口丘の頂上に黄金の尖塔が聳え立っており、その中に仏舎利が納められています。流石に平坦なバンコクにあって、100mの丘でも一際目立つ存在。頂上の塔で頂いたパンフレットによると、この黄金山は1860年代に当時の王様ラマ3世がアユタヤのワット・プーカオトーンを模して建造の命を下し、続くラマ4世~5世と合せ、3代の王が80年以上の歳月をかけて完成させたと言われているそう。ラマ5世の時代には2度に渡ってお釈迦様の遺骨である仏舎利が頂上にある黄金の塔に納められたそうで、仏教徒にとっては大変重要な地だそうです。


遠目から見るとかっちょいい要塞のよう。夕暮れ後はライトアップされ、より一層と神々しい雰囲気を醸し出します。


The Golden Mount.という看板に沿って歩くと、幾つか小さな礼拝堂を発見。

ひだり みぎ

第一の礼拝堂の両端には黄金の仏像に巨大な仏教アートが掲げられている。
ひだり みぎ

これが中々ジョークが効いているようで、深い意味が分からなくとも見ていて面白い。

創造や破壊を表現している箇所も見受けられるので、バラモン教の宇宙観を表したアートなのだろうか。細部に目を向ければ向ける程、ユニークで面白い。


こ、これは…ジーザス!!???

ひだり みぎ


地球と思しき天体を発見。インド方面にミイラが立ちつくし、アジア一帯が炎に包まれている。意味は分からない。分からないけど見入ってしまう謎の魅力を持ったアートだ。10分くらい見入っていると、恰幅の良いタイ人の中年女性がやってきて、ところどころアートを指さしながら一生懸命に解説してくれた、全てタイ語で!同じ言葉を繰り返したり、ゆっくり喋ったりしてくれるも、私はタイ語はからっきし出来ない。いくらゆっくり言われようとも100万回繰り返そうとも分からないものは分からない。私がタイ語が分からない事には感ずいているのだろうが、聞き取れずに困っている私を尻目に何故か説明を続ける女性。結局、説明は約5分に渡って行われ、話し終えた女性は笑顔で満足そうに礼拝室から出て行った。翻訳こんにゃくの開発が待たれます。

続いて第二の礼拝堂に向かう。

僧侶の増と金箔まみれのドゥシット仏像(小)に、目つき鋭き仏像(大)が安置されている。先ほどの説明おばさんがいなくてホッとした。

ひだり みぎ
他にも日曜から土曜日まで曜日毎のミニ守護仏像が並んでいます。タイでは初対面でもあなたの誕生日は何曜日?』と聞かれ、面を喰らうことがある。そんなの知らねーよ!なんて言おうものなら自分の誕生曜日を知っていて当然と思っているタイ人に無知、非常識扱いされ、大顰蹙を買うハメになる。彼らは自分の誕生曜日が属する仏像や色,方角などを非常に大切にし、当然ながら全地球人が自分の生まれた曜日くらい知っているものと思っているのだ。

各曜日の特徴と守護仏像は上の画像の通り。何故か水曜だけ昼と夜に区分され、全部で8つのタイプに分かれるそうだ。調べてみたところ私は火曜日生まれなので、ラッキーカラーは桃色、ラッキー方角は南東だそうだ。信じる信じないは別にして、タイに来るからには自分の誕生曜日を知っておいて損は無いかと思う。
自分の誕生曜日を調べるならココ⇒タイ式曜日占い

さて、それではイザ、丘の上の寺院を目指します。

318段ある螺旋状の階段が広がっていて、外周を回りながら頂上の黄金塔を目指します。

登って登って…この程度の階段登りなら大したことありませんが、照りつける日差しが殺人的

ひだり みぎ


途中、煩悩を払う為の鐘が奏でる音や、斜面に流れる水の音を聞いて夏を感じながら頂上を目指す。汗拭きタオルと飲み物の携帯は必須。

階段を螺旋状に登ること約15分、漸く頂上の仏塔に到着です。仏塔の周囲は回廊になっていて、バンコク市街を一望に見渡すことができます。

うむ。涼しい微風に吹かれながら、360度、バンコク都内全体を俯瞰で展望可能という絶好スポットだ。登り切った充実感とバンコクパノラマビューの雄大な景色とで感無量。

頂上にある仏舎利塔の中に入るには入場料(お布施)として、10バーツと賽銭箱に記されているが、強制的なものではないらしい。お布施はあくまでお布施。100バーツでもよいし、1バーツでも良いだろう。

内部の様子。
ひだり みぎ


寝釈迦像や各曜日を象徴する仏像たちが並んでいて、現地人が熱心にお祈りをしています。余り観光地化していないのか、観光客の姿は見当たりませんでした。タイの一般人の息吹を感じられるパワースポットである。


これが仏舎利であろう。建物のど真ん中に安置されている。既に参拝客によって金箔が塗りたくられている。塔の規模は小さく、他にこれといった見どころはないので、目玉はやはり頂上から見下ろせるバンコク市街のパノラマビューだ。塔内部にある小さな売店で水分補給をしてから丘下り。丘の東側に位置する本堂を目指します。


15分かけて本堂に到着。なかなか立派な建物だ。

ひだり みぎ
内部のシャンデリアを使った豪華な造り。相当にマイナーな寺院なのか、規模は大きいにもかかわらず、他に参拝者は誰一人といませんでした。都会の喧騒を離れ、静かにスピリチュアルな気分に浸りたい方にはお勧めの寺院です。


●正式名称:ワット・サケート・ラチャ・ウォラ・マハ・ヴィハーン
●拝観時間:08:00-17:00
●拝観料:10バーツ
●バス:8,15,37,39,44,47,49,60,79,169,512
*セーンセーブ運河の水上バス西の終点の船着き場から見えます。カオサンからは歩いて15分程。

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