尖閣諸島波高し

本日もアメブロへのアクセスができないので、誰にも読まれないであろうが立ち上げたばかりのこちらのサイトに記事をアップします。

日本での報道も白熱化してきている尖閣諸島問題、こちらでは依然としてピリピリとしたムードが街中に立ち込めており、弊社は本日も出社規制がかかりました。昨日までは日本人が街頭で暴徒に襲われるケースもレポートされていたので極力外出は控えた方が良いのですが、腹が減っては戦はできぬ。ということで不謹慎ながらちょっとだけ外に出てみました。

やはり公安が団体で巡回してアリの這い出る隙もない警戒を敷いています。反日活動の矛先がいつ自国に向けられるか分からないので、当局は国民の過熱しきった反日感情を抑えるのに躍起になっており、一部都市ではデモ禁止令まで発令されたそうです。自分たちで煽るだけ煽って加熱しすぎると慌てて抑えにかかる。ガス抜きと抑制政策で国民も振り回されています。帝国主義時代、アングロサクソン系の国々は統治をしやすいように植民地民の愚民化を図っていたそうですが、中国共産党は自国民…(変なことかくとこのサイトも規制されかねないので、ここらへんで止めておきます)

公安が辺りをウロウロする中、イギリス人経営のレストランで食事を済ませ、危険だとは思いつつも気になって近くの味千ラーメンにも寄ってみました。お隣の東莞市で日系レストランが破壊されたとの情報があったので、味千ラーメンの安否確認の為です。

どうやら正常に活動しているようだが、窓には何やら赤い横断幕が掲げられています。

近寄ってみますと…

『尖閣諸島(中国語名:釣魚島)は中国領土であり、侵犯されてはならぬ』とのメッセージが大々的に掲げられています。味千ラーメンは曲がりなりにも日系なんだろう?フランチャイジーがこういった政治的メッセージ、それも反日的なメッセージを表明することに関してフランチャイザー本社はどう思うのだろうか。親中をアピールすることでの自己防衛策だとはいえ、普段は日系の高品質っぷりを売りにしているだけにこういう時だけ中国の民衆に媚を売る姿には非常に不快な気分にさせられる。

普段『日本伝統のお寿司屋』として大いに喧伝している屋台寿司も…

中国寿司屋に早変わり。


中国人民万歳!必死の愛国心アピールです。

本日は食事をすませ、味千ラーメンの安否を確認したところで真っ直ぐ直帰。危険地帯に長居は無用。明日からは出社できるだろうが、暫くは家⇔会社間の移動だけの半隠居生活が続きそうだ。

*家に帰るとパソコンモニターの右下にこんなポップアップが…

尖閣諸島は中国の物です、と…

広東省の反日運動情報は在広州日本領事館の治安状況ページを参照頂きたいが、中山市の反日デモ情報に関して動きがあれば、当ホームページでも随時取り上げていく予定であります。

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