シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中国の素が見える孫文中路


前回からの続きで、中山百貨店以東の孫文中路を歩いていきます。ここからは中山市の重要文化財が目白押しな上、庶民的な街並みも保存されていて、古き良き時代の中国の一面も垣間見ることができます。

本日の散歩ルート。

無題ll
孫文中路を歩ききり、一本北を走っている太平路を経由して中山百貨店方面に戻ります。

先ずは孫文記念図書館。
ひだり みぎ
孫文と孫文夫人のモニュメントが目印です。多分、等身大であろうが、非常に小さい孫文像。彼の大言壮語っぷりと貫禄のある丸顔から大男のような印象を持っていたが、実際は156cmと超小柄だったそうです。

図書館の傍には西山寺があります。
ひだり みぎ
紛らわしい右横書き。思わず『寺山西?』と思ってしまいそうですが、西山寺です。明朝時代に建立された由緒あるお寺です。

ひだり みぎ
IMG_4605
小山を登って西山寺を目指す。表門に近づくにつれて線香の香りがしてきます。

IMG_4613

ひだり みぎ

IMG_4616
境内の拝殿には観音菩薩様が祀られている。建立当時の主要物品は文革時に僧侶達によって他所に持ち運ばれ散失てしまったそう。

IMG_4619
西山寺からの風景。市街中心地には急ピッチで高層ビル群の建設が成されておりますが、少し道を折れたら築うん十年の今にも崩れ落ちそうな(失敬!)家屋が見受けられ、中国の格差社会を肌で感じることができます。

続いて小山を下り、孫文路を一路東へ進んでいきますと…
IMG_4624
ラジオ博物館が見えてきます。ラジオの博物館…いくら博物館好きな私でも余り興味をそそられない…

これはお隣の中山市博物館の副館にあたり、文字通り大量の(約230台)のラジオが展示されています。収蔵数は2000台というから驚き。邱建球さんという方が邦貨換算で数千万の大枚をはたいて1920代から80年代までの間に中国で生産された全てのラジオと海外のラジオを買い集めたそうです。世の中いろいろな人がいますね。

中国ラジオ博物館
住所: 中国 广省中山市文中路197号 
電話: (0760)8887 3686 
時間: 09:00-17:00
定休日: 中国祝日
料金: 5元

館内には何の捻りも無く無数のラジオがただただ展示されています。
ひだり みぎ

所々でラジオ史の説明があります。
IMG_4636
世界で無線ラジオが発明された後、1920年代に中国の東北三省で国産ラジオが製造され始めました。満州電信電話株式会社製。へぇ~~。

二階では
IMG_4651
偉大なる毛さんのラジオ演説での熱演っぷりが永遠と流れています。
ラジオマニアの方以外は敢えてここで時間を取る必要は無いかと…

さて、ラジオ博物館から更に東を目指します。

IMG_4671
孫中山記念堂がある孫中山記念堂公園。

IMG_4734
天主堂。孫文がキリスト教徒だったこともあるのか、中山市内にはちらほらと教会が散見されます。

IMG_4622

IMG_4623
天主堂を過ぎると雰囲気は一転、古い『素』の中国が見えてきます。

IMG_4737

IMG_4738
『外壁が落ちます。歩行者は注意して!』?じゃあ直せよ!

敷地の仕切り柵
IMG_4740
針金柵でもなく、有刺鉄柵でもなく電気柵でもありません。手作り感満載、ガラス、ビール瓶、茶碗の破片を用いた防護柵です。

IMG_4414
ビニールプールに浮き輪の専門店。幼少時代を思い起こさせる懐かしい風景です。

IMG_4924
日本では昔ながらの家屋といえば木造建築であろうが、こちらは煉瓦造りの建築物が主流。ちょっとごつい人間が肩タックルしたくらいで崩れてしまうのではないか?と思うくらい脆弱な造りに見える。地震リスクの少ない広東省ならではの住宅スタイルなのだろう。

IMG_4917
毛主席万歳…

近いうちに市内中心区の歴史ある建造物は立ち退きさせられる運命にあるんだろうと思うと残念でしょうがない。

Related posts (関連記事):

世界遺産の街・江門~開平
本日は終日オフだったので、広東省江門市・開平市にブラリ日帰り旅行に出かけてきた。 今朝、今回の小旅行を思いついて、出発前に簡単に江門市に関して簡単な事前調査を行った。ちなみに江門市は「えもん」で...
中山市の公共チャリレンタルサービス 
光化学スモッグや河川汚染など中国の環境問題が国内外で取りだたされて久しいですが、中山市では慎ましやかながらも汚染の少ない低炭素社会の確立に向けた対策が立案・実行され始めています。 その中の一つが...
言い訳
今日は香港へ出張。朝は通常通りオフィスに寄り、ミーティングを済ませてから中山港へ向かいました。中山から香港は珠江をフェリーで下るのが最短ルートで、中山港から1時間ちょいで香港に到着します。 オフ...
中国版新幹線
国内出張中は、中国版新幹線とも形容される中国高速鉄道も利用しました。昨年度に死亡事故を起こし、事後対応の拙さでも世間を大いに騒がせたアレです。 事故の主役だった和諧号。 駅構内に入る前には...

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする