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ベトナム戦争終結のシンボル・統一会堂(旧大統領官邸)


1975年、当時の南ベトナムの大統領官邸であったこの建物の周囲を囲む鉄作柵を突き破って北ベトナムの戦車が進軍し、ベトナム戦争が終結、ベトナム悲願の南北統一が果たされます。旧大統領官邸は南北ベトナム統一の象徴として、今では統一会堂と呼ばれています。

正門左手の建物でチケットを購入。
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正規パンフレットはVND 10,000で有料販売されているが、英語、ベトナム語で書かれて簡易版は無料で配布されます。

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敷地に入るとまず目に入るのは旧ソ連製、北ベトナム軍の843戦車。1975年4月30日にサイゴンを陥落させた主役です。

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こちらは中国製の390。北ベトナムは旧ソ連・中国のバックアップを受け、南ベトナムの米国傀儡政権を打倒⇒ベトナム統一。これがベトナム戦争の簡単な構図です。

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続いて、1975年4月8日に旧大統領官邸を爆撃したとされるF5E戦闘機の姿も発見。

広大な敷地内にはテニスコートやレストランも入っています。こちらが広大な敷地の中央に建つ統一会堂。
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4,500平方メートルのT字型の御殿は地上4階地下1階建てで、無数の会議室に応接室、ビーリヤード場、映画館、ダンスホール、大統領寝室、大統領執務室など、大小様々な部屋がある。地下の軍事施設は空襲にも耐えられる構造になっていて、地上階とは全く異なる雰囲気を醸し出している。

建物の入り口からは15分間隔で英語の無料ツアー(1時間)が組まれているとのこと。時間が合えば日本語でのツアーも組んでくれるそうですが、この日はunderstaffed!(人員不足!)と言われてしまいました。 日本語ツアーは開始時間が決まっているのではなく、日本語ガイドが空いてればツアーをしてくれる仕組みとのこと。

階段を登り建物に入ると、右手に見えるは内閣会議室。
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この部屋でベトナム戦争終結の調印式が行われました。他にも建物内には大小無数の会議室が。部屋数は100以上だそうです。会議嫌いのベトナム人には無用の長物としか思えませんが。

ground floorには厨房が。
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設備は全て日本製。『株式会社 熱研 東京 銀座』とのラベルが見られます。どんな商流で当時の南ベトナムまで流れ着いたのか…

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2階は外賓お出迎え用に、より一層豪華な内装になっています。

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こちらは大統領室。奥のドアが地下道に繋がっており、有事の際は地下道を通じて外部に脱出できる構造になっています。果てはタンソンニャット空港まで道が繋がっているらしいが、ここから空港までタクシーでも20分…いくら地下道は空港に一直線につながっているとはいえ、蒸し暑い地下道を空港まで歩いていくのは相当タフです。

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この煌びやかな部屋は大統領の応接室。

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こちらは副大統領の応接室。今でも国内賓客応接室として現役で使用されているそうです。

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壁に架けられているのは漆絵で、ベトナムが一番栄えた時代(17世紀?失敬!失念してしまいました)の様子が描かれているそうです。

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これは台湾から贈られた龍と鳳凰の絨毯。龍と鳳凰は「権力の象徴」を意味しているようで、この絨毯には龍の足に5本の指がついていて、最高権力を意味しているそうです。身分が下がる役人は3本指~4本指の龍なんだとか。

奥に進むと大統領官邸の登場です。
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中庭には庭園が。

庭園横には各国からの贈答品が並べられていましたが、中でも目を引いたのは…
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本物の象の足の剥製!!!タイ王国から送られたそうです。きっと凄い価値のある物なのでしょうが、こんなものを送られた日には置き場に困ります

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中庭を挟んだ向こう側の部屋には食卓が並びます。これは中華用だったかな?全部で3テーブル有り、料理によってどのテーブルを使うか決められていたみたいです。

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これは寝室。大統領はクリスチャンだったので、この上にはミサがあります。意外過ぎるくらいに質素な造りで驚かされる。

続いて3階へと移動。
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こちらは大統領の図書室。主に政治経済・フランス語と英語の語学本から構成され何と3000冊もの本が戦禍を逃れて蔵されている。流石に如何わしい本は皆無です。

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これは大統領が夫人の為に建てた貴賓室。大統領の奥様がセレブ友達を呼んで遊んだ部屋です。奥様は相当お暇にされていたようです。ガイド(男)はこの部屋を見て、『大統領(男)と結婚したい』と発言してました。

ここからが大統領の真骨頂で
ひだり みぎ
映画館や娯楽ルーム

更に最上階には
ひだり みぎ
グランドピアノ付きダンスホールなどなどの立派な娯楽設備を完備。こりゃあ確かにガイドさんも大統領と結婚したくなるわ(笑)

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ダンスホールからの眺め。正面に見える鉄柵が突破されてサイゴンが陥落しました。

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ダンスホール横にはヘリポート。サイゴン陥落の当日、アメリカ代表団は逃げ足早くヘリで米艦隊へ脱出したみたいです。

さて、最上階から階段で地下に進むと、一転して軍事施設がお目見えです。暗号解読室、大統領の指令室や無線放送室などが設けられています。要人は有事の際には地下のトンネルから脱出できる仕組みになっています。
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狭い地下道を進むと…

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大統領指令室が。壁には当時の地図が張り付けられています。華やかな地上の雰囲気とは一転、冷たくて重い空気が流れています。

ひだり みぎ
暗号解読室にラジオルーム。戦争当時の緊迫感が伝わってくる。

ラジオ機には…
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こういうロゴを見ると当時の米ソの冷戦の様子が窺い知れる。共産圏拡大を目指したソ連と資本主義を広めたい米国。ベトナム戦争って米ソの冷戦の延長線上にあるようなものだ。戦場にされたベトナムは本当に気の毒でならない。

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17度線。当時の軍事境界線です。私が生きている間に朝鮮半島も統一されることになるのだろうか。

ベトナム統一会堂
住所: 106 Nguyen Du, District 1,HCMC
電話: 08 3822 3652
時間: 07:30-11:00/ 13:00-16:00
料金: VND 30,000 (約120円)

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コメント

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    >masahiro020さん
    私も平壌へは中国の旅行代理店を使っての訪問を企てましたが、リスクが大き過ぎる為に断念しました(涙)もはや誰をもってしても治めきれない程のジリ貧状態に追い込まれているようなので、そう遠くないうちに…と思ったりもしてます。
    ベトナムの旧大統領官邸も上層階は私欲の肥やしの為のものといった印象を受けましたが、北の官邸は一体どういったものなのか、今からドキドキわくわくですww